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2015/06/03 Wednesday 17:14:44 JST

No.868≪世の仕組みは良いことしかおこらない≫-2015.6.3  目加田 博史

 

人類が誕生してから、「世の中は一体どのような仕組みで動いているのか」と興味をもって解明しようと試みた人はいったいどれほどいるのでしょうか。書物や記録や名言に残っているだけでも相当な数に上ります。それは創世記として古事記や旧約聖書や死者の書で残されたり、ギリシャやマヤやインド等の神話であらわされていたり、論語や四書五経のように教えの形をとっていたりします。共通している考え方は「世の中は進化発展する仕組みになっている」ことです。中でも東洋哲学では一貫して「生成化育」という言葉で表現しています。そのもとになっている主体が造物主としての「造化」という言葉です。
一方向にしか進まない時間は絶え間なく連続して一瞬の狂いもなく進化発展のレールの上を走っているのです。この状態を「生成化育」というのでしょう。そしてその主体が「造化」です。

この仕組みを発見し、理解して、多くの賢人が言葉を残しています。福沢諭吉氏は「造化と境を争う」ことで人類の進化発展に寄与するのが学問だと言い、松下幸之助氏は「自然の理法に従えば人生や仕事はおのずとうまくいく」と言い、安岡正篤氏は「造化の生成化育の理法にしたがって、人はおのずから、少しでも高く尊く大いなる生活に進もうとする要求や憧れや、省みて自ら恥ずる心情を備えている。ここに「学」が起る」と言っておられます。

生成化育は常に変化し流転しています。生は死の始まりで死は生の始まり、陰は陽によって生かされ陽は陰によって光輝きます。このように常に変化しながら人類の進化・発展にむけて良くなる方向にしか進まないのです。当然、それぞれの立場によってプラス局面になる時もあればマイナス局面になることをもありますが、人類にとっては良くなることしか起きないのです。但し、生成化育の果実を享受するには前提条件があります。それは、世の為、人の為になるよう行動し実践することです。稲盛和夫氏の言葉を借りれば「動機善なりや、私心なかりしか」ということです。動機が善で、私心もないのに、うまくいかないならば、どうすればよいのでしょうか。

天に敷かれている基本法則が生成化育(良いことしか起こらない)することですから、私たちの事業が天の摂理にかなっているなら同じように良いことしか起こらないはずです。もしそうでないならばもう一度私たちの事業の在り方を見直さねばなりません。天の時間軸はただの一瞬たりともとどまることなく、常に変化しながら、全くの狂いもなく春夏秋冬がやってくるように動いています。
動機が善で私心もないのにうまくゆかないのは、方向は間違っていないけれど、まだまだ天が求めている状態にないことを意味しています。もっと自分を磨いて、まだまだ時間がかかることを覚悟して、忍耐強く継続しなさいと言われているのです。

変化のスピードは会社や人それぞれですから、性能的に時速500Kmを出せる人もいれば時速1Kmの人もいます。それぞれの持てる力を存分に発揮して進化発展すればよいのであって、相対的な比較の問題ではありません。
一番大事なのは、「動機善なりや」を基本として、私たちの提供する商品やサービスが社会の変化に対応した「世の為・人の為」になっているかを見直す必要があります。

私はこれを「経営の黄金律」と呼んで日頃の支援の指針としています。「1.市場は常に豊穣である」のに業績があがらないのは「2.原因自分論」で自分に原因がある。「3.他人と過去は変えられないが、未来と自分は変えられる」のだから、今まで存続できたことに感謝し、問題の真因と「4.解決策は社内にある」ことに気づき未来を変える行動をする。社会は常に進化発展しているので「5.全ての仕事はサービス業に進化する」。「6.サービス業は顧客満足の追及なり」と覚悟し、ホスピタリティは一人ひとりの社員の日常行動できまる。だから「7.顧客満足は社員満足度で決まる」。そして、人間性の基本は素直、明るい、研究熱心、一流志向、即行動すること。つまり「8.素明研一即行」。そうすれば「9.ビジョンは実現する」のです。

生成化育と私たちの会社のあり方を省みて点検しましょう。

 
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