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No.834 ≪日本初と世界初≫-2014.9.17 プリント メール
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2014/09/17 Wednesday 14:21:27 JST

No.834 ≪日本初と世界初≫-2014.9.17 目加田博史

 

先週は日本人初と世界初の快挙の話題で心地よい1週間でした。ご存じ、テニスの錦織圭氏とIPS細胞の高橋政代氏の成し遂げた偉業です。
201498日 世界4大大会の内の一つである全米オープン・テニスで日本人初の決勝進出を果たした錦織圭氏(24歳)。おしくも準優勝で終わりましたが、成し遂げた実績は「欧米人のトップ4が不動のテニス世界で、日本人でもグランドスラムが夢でない」ことを証明したことです。身長178cm、体重68Kgというと丁度私と同じスペックで(但し、中身は全くの別物ですが)、一回り体格の大きな外国人と張り合うのですから、すごいことです。4時間30分コートを動き回れるスタミナと精神力をもった日本人が生まれてきているという事実は「やればできる」という自信と不可能と思われていた世界を狙える大きな光明をもたらしました。

理研の高橋政代氏のグループが2014912IPS細胞を使って難病の一つである「滲出型加齢黄斑変性」を世界初の臨床手術で成功させました。高橋政代氏は、IPS細胞でノーベル賞を受賞した山中伸弥氏、手術を執刀した神戸市立病院の栗本康夫氏、IPS細胞研究所の主任研究員である夫の高橋淳氏も京都大学医学部の同級生で、同じ時代を同じ世代で生きた仲間がチームとなっています。ちなみに、先日才能を惜しまれながらなくなった理研のSTAP細胞共同研究者の笹井良樹氏もまた京都大学の同級生で、しかも、高橋政代氏と世界で初めてES細胞の網膜分化を成功させています。

山中伸弥教授がヒトIPS細胞作製から、たった7年で臨床手術までこぎつけたのは驚異的な早さとだと賞賛されているように、ES細胞の臨床に30年かかったのに比べると、ものすごい進歩だといえます。実用化にはこれから5年以上かかるでしょうが再生医療の実用化に道を開いた偉業は人類の歴史に刻まれることでしょう。
科学技術が進歩すればするほどますます人間学が必要になってきます。原子力技術が原子爆弾に変わったように、クローン技術や再生技術は神の深慮に大きく関わる問題だけに、倫理観の強化が必要になります。

ベネッセで起きた名簿流出事件、アクリフーズで起きた農薬混入事件、いずれも人間が起こした事件ですが、どうすれば防止できるかは深刻な問題です。性悪説に立たないと経営ができないかもしれないとも思えてきます。製造現場では作業員の手元を写すカメラが設置されるようになりました。データ管理する部屋には私物の持ち込みは禁止されていますが、これからは機密データや服まで透視できるボディスキャナーを設置する必要が出てくるかもしれません。

 
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