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No.397【「おもてなし」が会社を伸ばす】-2006.3.15

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2014/09/10 Wednesday 09:06:46 JST

No.833 ≪アベノミクスを機に価値観を変える≫-2014.9.10 目加田博史

 

お詫びと訂正 先週の21世紀経営クラブのメールマガジンの中で、川上哲治氏の言葉として「真剣だと智恵が出る。中途半端だと愚痴が出る。いい加減だと言い訳ばかり」と書きましたが、顧問先のトップから「あれは武田信玄のことばですよ」と教えていただきました。武田信玄といえば、「風林火山(孫子)」を始め、「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、あだは敵」など良く使われている名言をのこしています。また、最近は歴史の教科書も考証がすすみ、聖徳太子の肖像画は別人だったり、源氏物語の作者が紫式部でないかもしれないといった議論も起きていますので、今後は出所を丁寧に確認しながらお伝えしたいと思います。お詫びして訂正いたします。

201212月に安倍政権の発足とともにアベノミクスが実行され、異次元の金融緩和により見事に円高が円安にシフトしました。第一の矢は的のど真ん中を見事に打いたのです。この成功で輸出が活発になり、輸出企業を中心に業績が上がり、社員の給与も改善され、結果的に個人消費が増えるという善循環が起きるはずでした。しかし、現実に起きたことは大幅な貿易収支の赤字と個人消費の低迷でした。

第二の矢である機動的な財政出動で公共投資を増やし、個人消費の増大と相まって、拡大した需要を満たすために、企業の設備投資を活発にし、供給量が増えることで業績を回復する善循環の歯車を回すシナリオでした。その間、市場に資金を潤沢に供給するために国債を日銀が買い取るというオプションまで付けました。20139月には2020年東京オリンピックも決まり首都圏を中心とした高速道路網や新幹線の延伸やリニアの着工などの超大型事業が前倒し加速しました。しかし、現実に起きていることは人手不足で着手できない工事の増加と設備投資に回す意欲を削ぐような利幅の現象です。

それでも、私は安倍政権発足以来、アベノミクスを応援していますし、安倍政権を信頼しています。今まで、時の政権が20年間できなかったことを、実行する決断をしたからです。しかもグローバルネットワーク社会の現代において、GDP3位の経済大国が世界に先駆けて実行に移すには、想定外の出来事が無数に連鎖しておこるものです。それに怖気づけばやらない方が良いという心理にいたり、先送りしたり、無難な政策でお茶を濁すことになります。しかし、それでは何も変わらなかったことは20年間の実績で証明済みです。「失われた20年」にしみついた負け癖と低成長慣れは、勇気を振り絞って大きな決断をしたカンフル剤(アベノミクス)で、良い方向に向かっているのは間違いありません。

高度成長が終わった1970年代からずっと言われてきたのは「高齢化」でした。最近は「少子」がくっついて「少子高齢化」となり、人口増加が止まり、今後は減少してゆくのです。一方、年間労働時間も減少し、日本人は働かなくなり、労働時間は1970年の2100時間から1840時間まで下がっています。休日はこの間21日も増えました。これは稼働時間でみると、1970年の生産人口7100万人×2100時間=1491億時間が、2010年は生産人口8160万人×1840時間=1500億時間となり、ほぼ同量の稼働時間をキープしています。問題は今後20年で生産人口は7000万人に減少することがほぼ確実なことです。2030年には生産人口6900万人×1800時間=1242億時間となり、現状より約20%減少します。ロボット化、自動化、無人化、省力化をさらに推進するとともに、生産人口を増やさねばなりません。おそらく、外国人労働者を増やすよりも、専業主婦の社会進出やパートタイマーの正社員化やリタイヤした人たちを再雇用して文字通りの終身雇用に近づける方が日本らしいと思います。当然、配偶者控除の特典である年収103万円の壁も再検討されることでしょう。

そこで、会社は、限られた労働時間で実現できる成果をより高い次元で実現できる経営理念の構築が必要になります。待遇に見合ったミニマムな働き方から、働くことが楽しく、面白く、自己成長につながることを実感できるように、あらゆる場面を利用して話し合うことが大事だと思います。そして、理念に共鳴し、自己成長を熱望する社員を一人でも多く終身雇用できるように社内の制度や仕組みを整えていかねばなりません。親子2代や3代にわたって勤務する社員が現れるように改善することが大事です。
出来上がるまでは大変苦労をしますが、一旦でき上がると社風や仕組みが人を育ててくれます。職場環境をどんどんと改善し、改良し、快適化すること、仕事が楽しい、面白いと生産性はどんどん向上します。

錦織圭さんが日本人では前人未踏の決勝戦に進出しました。準優勝に終わりましたが、成し遂げた偉業は歴史的です。私たち事業家も、どうすれば皆がハッピーになるか、一緒に考えてゆきませんか?

 
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