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No.817 ≪ヒトを大事にする経営≫-2014.5.21 プリント メール
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2014/05/21 Wednesday 16:00:00 JST

No.817 ≪ヒトを大事にする経営≫-2014.5.21 目加田博史

 

「すき屋が大量閉店する」「LCCピーチアビエーションがパイロット不足で大量欠航を余儀なくされる」といったヒトが原因で経営戦略の見直しを余儀なくされるニュースが相次いでいます。5月19日号の日経ビジネ特集は「さらば使い捨て経営」(正社員化だけでは解決しない)が組まれています。アベノミクスの根幹は給与のベースアップによる経済の好循環でリフレを実現しデフレを脱却することです。
新卒の就職事情は様変わりで、いきなり降ってわいたような大手企業の活発な採用で、中小企業は人材採用に苦慮しています。株主や金融機関を意識した大企業の戦略には増益・高配当になるような結果中心の機動的な戦略が好まれていますのでいつまで続くかわかりません。中小企業はこのような状況に一喜一憂するのではなく、オーナー企業の最大の強みである長期的な視点にたって人材戦略を構築しなければなりません。

もっともコストがかかるのは、せっかく時間と費用をかけて育てた社員が退職することです。採用して一人前に育成するまでに最低でも1年はかかります。一旦採用しても継続するとは限りませんので、2年間のロスとみてよいでしょう。その間、社員のオーバーワークに頼ったり、外注に頼ったりすることで、費用がさらに出てゆきます。採用し、育成するコストは約2000万円、その間のリカバーコストは最低でも1000万円はかかります。また、社員が辞めずにスキルアップすることで手にした価値は年収の3倍になります。年収を500万円と見ても、500万円×3倍×2年間で約3000万円の価値の喪失になります。合計すると1人の退職がもたらす経済的な損失は約6000万円といえます。

社員を大切にして、定着させることで創造できる価値があることを改めて考える必要があります。どうすれば、社員を辞めさせずに定着させるか、スキルアップを図るか、動機づけをするかが会社の力量に関わってきます。トップや上司の価値観を一方的に押し付けるのではなく、時代に合わせた価値観を共有しつつ、チームプレーを発揮できるように組織化する工夫が必要です。 

最終更新日 ( 2014/05/21 Wednesday 16:00:57 JST )
 
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