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No.815 ≪胎を決める≫-2014.5.7 プリント メール
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2014/05/07 Wednesday 11:29:48 JST

No.815 ≪胎を決める≫-2014.5.7 目加田博史

 

最近、身命をなげうって行動できる「胎(はら)」のある人たちが増えたように思います。中でも、若者の中にそのような人が増えているように感じています。昭和初期までに生まれた方は、当たり前にもっていた「胎(はら)」はどのように作られてきたのでしょうか。私ごとになりますが、大正生まれの母は、とても「胎(はら)」の有る人で、どのような境遇も受け入れて生きていました。不平や不満は聞いたことがありません。そして、いくつになっても天皇の系譜と教育勅語をすらすらと暗記していました。小学校も満足に行けなかったので、十分な教育を受ける機会があったわけではありません。内容については、詳しく説明する事はできませんでしたが、理解していました。中でも教育勅語は日常の生活の指針としていたようです。

手元に素行会の頼経健治様よりいただいた中曽根語良氏編集の「教育勅語の復活と国家の再生」という小冊子があります。その中で、教育勅語の口語訳を試みておられます。長文ですので全文を紹介できませんが、母が日常生活の指針にしていたであろう部分を引用したいと思います。

「国民は、天皇がお示しになられる高徳を慕い、真心をもって国家を守り、両親を助け、全国民が心を一つにして先祖伝来の美風を守り、忠孝のうるわしい道義国家を作り上げてきましたが、天皇と国民と道徳が一体となった国柄こそ、最も正しく、清く、優れたところであり、教育として一番大切なところも道義国家の継承にあると信じます。
国民の皆さんは、①真心を持って両親を助け、②兄弟姉妹は仲良く助け合い、③夫婦は心を合わせて中睦まじく、④友達は互いに嘘偽りなく交わり、⑤言動や我欲を慎み、反省を怠らず、⑥我が身を世を救い、人を助け、⑦学問に励み、職務に精励し、⑧知性と技能の向上に努め、⑨人格を養い、⑩進んで社会に貢献し、産業振興に励み、⑪憲法や法律に遵い秩序を守るのはもちろんのこと、⑫一旦、国の内外に危急存亡の危機が迫った時は身をもって国家国民の為に立ちあがり、天皇と国民が一体となった、この限りない、麗しい国柄を守り、国家の安全と発展に寄与してゆかねばなりません。ここに示された教えは、今、ここに生きる善良なる国民として果たすべき当然の務めであるばかりではなく、私たちの祖先が育んできた伝統の遺風を一層明らかにし、たたえることでもあります」

母が暗記していた原文は明治の文語体で書かれています。原文では意味が伝わらないので、口語訳を引用しましたが、そのどれもが、「だれかのために」行動することで、なるほどとうなづける内容ばかりです。これを暗記すれば「胎(はら)」ができるとは思いませんが、日常の指針となった時、道徳となり、智恵となり、胎(はら)となってゆくのでしょう。
では、「胎(はら)」を持った若い人たちは、どのようにして育ってきたのでしょうか。先祖代々にわたりこのような考え方をしていたので、精神的DNAが出来上がっており、戦後しばらくの間そのスイッチがOFFになっていたのが、阪神大震災、東日本大震災、福島原発事故等の未曾有の困難に遭遇して、スイッチがONになったのではないかと思います。その結果、日本人は世界に特異な存在であることが世界中に伝わり、「異質論」は良い意味で使われるようになりました。

胎(はら)さえ決まれば、大概の事はうまくゆくものです。

最終更新日 ( 2014/05/07 Wednesday 11:31:28 JST )
 
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