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No.385【ラーメン店に学ぶ「貧すれば鈍す」】-2005.12.14
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No.811 ≪選択と集中≫-2014.4.9 プリント メール
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2014/04/09 Wednesday 14:48:03 JST

No.811 ≪選択と集中≫-2014.4.9 目加田博史

 

新聞市場では景気到来の予感ともいえる記事が増えて来ています。この人工的に作られたメガトレンド(大きな波)にうまく乗るべきか、見送るべきか。既存の設備では限界があるので、何らかの設備投資をしなくてはいけない場合、財務基盤が脆弱な中小企業にとっては悩ましい決断を要求されます。直近3期の業績が良ければ、金融機関は積極的に営業展開をかけて設備投資を後押ししてくれます。しかも、信じられないくらいの好条件を提示されることでしょう。助成金申請までやってくるかもしれません。そうすると、節税も含めて考えると、うまくゆけば1/3程度で投資ができる可能性もあります。

では、何に投資するか。中小企業といえども、お客様の要望にこたえるためにビジネス・カテゴリーを広げてきた経緯があります。投資するなら、もっともメリットが大きい分野になるでしょう。
『一つのビジネスカテゴリーは成熟市場で、お客様の一定の評価を得ており、収益性も高く、さらに存在感を出して業績をあげるためには従来設備では限界があり、あらたな設備投資が必要になります。もうひとつのビジネス・カテゴリーは成長著しい市場にファブレス対応で新規参入したが、スピーディーな対応を行うには限界があり自前の設備を揃える必要がある。幸いにも業績は横ばいだが増益基調で推移し、自己資本比率も高く、最近の改善効果は金融機関のお墨付きをもらっている。
両方とも月商の3カ月程度の投資が必要になるが、2つのカテゴリーに設備投資しても金融機関は有利は条件で応援するという言質をいただいている』あなたならどうされますか。

企業経営はヒト・モノ・カネ・システム・社風のバランスが取れていなければうまくゆきません。ノウハウはヒトが構築し、それが暗黙知として社内に蓄積され、それを見える化してゆくシステムが必要です。チャンスの女神は前髪しかないという有名な格言にあるように、準備をしていないとチャンスを得ることはできません。中小企業はヒト・モノ・カネの経営資源のどれもが不足していますので、多面展開は避けねばなりません。カネは何とかなってもヒトはなんともなりません。中小企業であるがゆえに、トップが将来ビジョンを語り、日頃から、一人ひとりの個性を見極めてどのように育成するか納得づくの育成プログラムが必要です。計画的なジョブローテーションは中小企業にこそ必要なシステムです。

あなたが、もし、その会社にスカウトされたなら、一番最初に何をするか。それがその会社にとって必要な選択と集中の発想だと思います。

最終更新日 ( 2014/04/11 Friday 14:12:10 JST )
 
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