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No.408【天国と地獄は紙一重】-2006.5.31 プリント メール
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2006/06/02 Friday 12:33:11 JST
No.408【天国と地獄は紙一重】-2006.5.31

 

京都妙心寺の境内に大心院という宿坊があります。
事あるごとに通い続けて、かれこれ20年近くになりますが、妙心寺の幹部でもあるご住職の法話は何度聞いてもあきません。
その中で、とても気に入っているのが、今回の表題である「天国と地獄は紙一重」だという真理を説いたところです。
この考え方は、さまざまな応用が可能で、日常生活にも、ビジネスにも、人間関係にも使えますので、皆さんも一緒にお聞きいただければと思い、おすそ分けさせていただきます。
ご住職の法話を忠実にテープおこししたわけではありませんので、実際の法話と詳細は多少、異なるかもしれませんが、趣旨は間違っておりませんのでご容赦いただければ幸いです。

天国と地獄

昔、ある村に住んでいた百姓が、住職の話によく出てくる夢のような極楽(天国)と、おぞましい修羅(地獄)を自分でも覗いてみたいと思ったそうな。
まずは地獄から行ってみようと、出かけていった。
うわさに聞くとおり、地獄の入り口は閻魔大王が怖い顔をしてどっかと座って番をしておりました。
そして、死者が行列を作って閻魔大王の審判をうけるために並んでいる。そして、指差される戸から中に消えてゆきます。後をつけてゆくと、そこは、阿鼻叫喚、鼻がもげるほどくさくて、汚くて、吐き気がするほどおぞましい餓鬼の姿の死者がところ狭しとたむろしている。
よく見てみると、皆がいすに座らされて、左の手を縄でしっかりとくくられて動かせないでいる。右の手には1メートルはあろうかという長い箸をもっているではないか。彼らの前のテーブルには、たくさんのご馳走が並んでおり、腹をすかした餓鬼が、『他人に取られまい』とわれ先にご馳走に長い箸を差し込んでいる。
食べようとするのだが、箸が長すぎて、なかなか自分の口に入らない。そうこうしていると、前にいる餓鬼が食べ物をとろうとするので、箸の先にある食べ物を放り投げて、その箸で相手をやっつけようと攻撃している。相手も負けじと必死で応戦してくる。
もうそこいらじゅうに食べ物がばら撒かれ、一向に食べることができない。ひもじさは募るばかりで、腹がたって仕方が無い。憎しみを相手にぶつけるが、相手も同じような形相で必死にかかってくる。
それを見た村人が「ああ、地獄は本当に大変なところだ。ご馳走があるのに皆で争いばかりして一向に腹を満たすことができない。やはり、地獄には行きたくないな」と思い、地獄を後にしたのでした。
この世に戻ってきた村人は、今度は天国に行こうと出かけました。
天国の門が近づくと、うわさにたがわず、心地よい音楽がながれてきて、かぐわしい香りが漂ってくるではないか。
柔和な顔の菩薩様がたくさん出迎えてくれて、天国の門を目指して進む仏の行列が延々と続いている。仏の列は足も軽く、飛ぶように歩いている。
天国の門をくぐると、そこは一面のきれいな花園で、食卓には食べきれないご馳走が盛られている。
村人は「ああ、やはり、天国はいいな。できることなら天国にきたいものだ」と思いながら、花園で食事をしている仏をみてみた。
目を凝らしてよく見てみると、左手をひもでいすに縛り付けられているではないか。
「これはたまげた。これでは先ほどの地獄と一緒ではないか」と村人は思った。
右手はと見ると、地獄で見たのと同じ1メートルはあろうかという長い箸をもっている。
ところが、地獄と違うのが、食卓に座っている人たちが皆、にこにこと微笑んで、とても楽しそうで、おいしそうにご馳走を食べている。
「左手を縛られて、右手には長い箸を持たされているのに、どうして天国ではあんなに朗らかに楽しい笑顔で食事ができるのだろうか」と村人が食事風景をよーく観察してみた。
「あれま。長い箸を使ってご馳走をつかんだうえで、他の仏様にご馳走を食べさせているではないか」
耳を澄まして、食卓の話を聞いてみると
「山田さん、今度はあなたの大好物だという、高野豆腐の煮物ですよ。ほら、こんなにおいしそうです。はい、どうぞ」
「ああ、山川さん、すみません。ありがとうございます。私の大好物の高野豆腐を食べさせてくださって感激です。ありがとうございます。
(口をもぐもぐさせながら・・・)
これはおいしい高野豆腐です。ありがとう。ありがとう。では、今度は山川さんの好物のおにぎりを私が運んでさしあげましょう。
はい、口を大きくあけてくださいな」
「山田さん。ありがとうございます。さっきから、食べてみたかったんです。本当によくきづいてくださってありがとう。うれしいです。(もぐもぐ)
本当においしいですね。これは極楽、極楽。ありがたや、ありがたや。」
こんな楽しそうな会話が聞こえてくるではありませんか。
自分が食べるのではなく、相手の方に食べさせてあげる。お互いがお互いを助け合って、不自由な左手を気にすることなく、仲良く食事をしているではないか。
村人は、考えた。
「ほんに、極楽は他人のために尽くしあうことなんだ。自分のことばかり考えていたのでは地獄に落ちてしまう。よし、おれも天国に行くぞ」
天国と地獄を見に行った村人は、自分の見てきた世界を人々に伝えた。
「天国では自分のことよりも人にことを優先し、人に喜んでいただくことをととても大事にしている。
一方、地獄では人は自分に危害を加える悪魔で、目を離したら何をするかわからない。やられる前にやっつけないといけない。要は自分さえよければよいのだ。」と村人は苦々しくつぶやいた。

この話は説話ですから、対極にある「天国」と「地獄」では、左手を縛られ、右手には1メートルにも及ぶ長い箸を持たされるという同じ条件であるにもかかわらず、結果はまったく正反対になることを説くことで、天国と地獄の違いを説明している。
1メートル近い長さの箸は食べ物を自分の口に運ぶにはきわめて不便な道具であるが、前にいる人の口に食べ物を運ぶにはきわめて便利な道具となる。
利己中心的にみるか、利他中心的に見るかによって見える景色はまったく違ってきます。

利他の精神を学び、繁栄と成長を勝ち取りましょう。お客様第一でお客様が潤えば、社員が潤い、取引先が潤い、トリプルハッピーの天国を体現することができます。

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