No.805 ≪スマホ・パソコンを捨てる?≫-2014.2.26 |
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2014/02/26 Wednesday 09:45:28 JST | |
No.804 ≪スマホ・パソコンを捨てる?≫-2014.2.26 目加田博史
既にお読みになっていると思いますが、2014年2月17日号の日経ビジネスのタイトルは「昭和な会社が強い」、サブタイトルが~スマホ・パソコンを捨てる~となっています。 以下は記事の引用です。 事例の会社がこのような対策に出た経緯は、昼休みに社員同士の和気あいあいとしただんらんが消えて、皆が黙々とスマホとにらめっこしている現状を目の当たりにしたり、顧客訪問するよりもパソコンにかじりついて資料作りをしているのを見たり、接客のなかからお客様のニーズを引き出すのではなく過去データを分析して知ろうとしたり、トップの指示をメールで済ます幹部がいたり、楽な方へ、楽な方へ進んでいる実態に危機感を感じた企業です。 オンライン化が進めば進むほどオフラインの重要性が叫ばれているように、なにごともバランスが重要です。デジタルでオンラインだけになると、人間は機械となんら変わらなくなってしまうかもしれません。 私は平成4年に「はがき道」の坂田道信氏と出会い、複写はがきを教えていただき、それ以来、1日3通を目途にはがきを書いています。一時、ズボラしてメールで済ませた時期もありましたが、今は「複写はがき」を続けています。青色の文字で縦書き、宛名は毛筆で書くことがルールです。メールで書けば数分で済みますが、手描きとなると10分はかかります。「はがき」で売上が上がるわけでもありませんし、利益が上がるわけでもありません。ただ、「ありがとうございます」という感謝を伝えているだけです。しかし、ぬくもりを感じていただき、ほとんどの方は送った「はがき」を大事に取っておいてくださいます。 私たちのコミュニケーションのあり方を見直してみる必要があります。感動はヒトとヒトの関わりによってしか生まれてこないと確信しています。感動のない事業は継続しません。 |
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最終更新日 ( 2014/03/05 Wednesday 16:38:10 JST ) |