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2013/12/12 Thursday 13:47:51 JST

No.795 ≪本質を突く計数感覚を身につける≫-2013.12.12 目加田博史

 

今週は当社主催のCPD/CPDS認証セミナーで5回シリーズの「現場代理人セミナー」の最終回があります。5回目の今回は「経理マンとしての現場代理人」がテーマです。ビジネスマンにとって計数管理は避けて通れない重要な技術です。ビジネスの世界に身を置く限り、一生求められる技術で、数字に明るい人と暗い人では、その結果に雲泥の差が出てきます。数字に明るい人は運がよかったり、ラッキーやツキが頻繁にあります。実は運やラッキーやツキはだれにでも平等に訪れているのですが、それをモノにする人とできない人がいるだけです。数字に明るい人は、森羅万象の法則性やしくみを知りたい、理解したいという意欲が強いので運やツキに恵まれるのでしょう。

現場代理人が使用する計数でもっとも重要なものが実行予算です。請負金額から利益を差し引いた金額が実行予算です。実行予算は現場代理人が使ってもよい原価ではなく、最悪でもこれ以上は超えない限度額です。従って、品質管理はもちろんのこと、工程管理、人工管理、現場管理をうまくやって、いかに利益を出すかが、現場代理人の使命です。
計数はそのための非常に有効なツールです。現状を一目でわかるようにできるのは計数の力です。いわば、計器に囲まれたコックピットのように、現場代理人は居ながらにして現場で起きている出来事を把握しなければならないのです。

セミナーでは現場代理人に計数感覚を身につけていただく意味で、上場しているゼネコンの有価証券報告書を利用して、計数分析を行います。カテゴリー別の受注状況や完工高、次期繰越がすべて表示されており、民間と公共のカテゴリー別実績や入札方法や大型工事は案件名まで表示しなければなりません。もちろん、貸借対照表、損益計算書、建設原価報告書、キャッシュフロー、勘定科目別の摘要まで掲載されています。数ある上場企業の中で、定点観測に使っているのは中堅クラスのNIPPO(土木)、戸田建設(建築)、大和ハウス工業(住宅)、高砂熱学(設備)です。

同じ業界にありながらも考え方一つで、粗利益率も5%の戸田建設から22%の大和ハウスまで幅があります。未成比率(未成工事受入金÷未成工事支出金)はNIPPO85%ですが、最高は大和ハウスの430%です。前金で工事ができるわけですから資金繰りは非常に有利です。定点観測しておれば、その後の動きがどうなったかが確認でき、営業報告書を読めば、課題やリスクが読めてきます。これらの事柄は、規模の大小、問題の喫緊は有りますが、他山の石として極めて有効です。

数字は求めなければ手に入りません。集まったものを集計するだけなら簡単ですが、本質を見抜くためには、意識して収集しなければ入手できないのです。現場代理人、ビジネスマンは手に入れたいという強い願望を持ち続けてアンテナを張り巡らすことが重要です。

最終更新日 ( 2013/12/18 Wednesday 11:03:54 JST )
 
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