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125号-ISOを会社に浸透させる--2013.11.15 プリント メール
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2013/11/15 Friday 11:56:42 JST
経営に役立つISOシリーズ 125号 ISOを会社に浸透させる- 根橋弘行

食品製造業A社は、ISO9001の認証取得以来、2回目の更新審査を迎えました。社長がインタビューを受けています。

審査員:2回目の更新審査を迎えましたが、ISOの運用状況は如何でしょうか?

社 長:ISOは少しづつですが定着してきました。クレームの減少や目標達成に向けた社員の意識の向上などが成果です。

審査員:ISOの運用は順調ですね。今後の課題は何でしょうか?

社 長:正直言って現在のISOはISO事務局任せになっていると思います。そのISO事務局も当然、通常の仕事と兼務ですから、審査前になってバタバタと記録の確認や整備などを行っている状態です。

審査員:それでは、ISOの運用は以前に比べると負担になっているのですね。

社 長:そうです。今後は本当の意味で、ISOを当社に浸透させていきたいと思っています。特に若手人材の勉強の機会にしたいと考えています。そのためにISOの年間計画を立てて勉強会を実施させています。

審査員:ISOのシステム構築や初期の運用は、事務局主体で運用していくことが必要だったと思います。しかし、社長がおっしゃるようにこれからは全社でISOを運用しなければISOの運用が長続きしませんし効果が出てこないでしょう。

社 長:どうすれば良いでしょう。

審査員:なんでもISO事務局がやっている現状から、会社の取り組みに変えていくことです。係わる人が多くなるほどISOは浸透していきます。しかし、御社のマニュアルでは、それぞれの取り組みを誰が行うのかが不明確です。だから社員の皆さんは自分のことという意識が薄いのではないでしょうか?ISO事務局がなんでもやってくれてもいますし。

社 長:本来やるべき担当部門や担当者が取り組むように軌道修正していかなくてはならないという事ですね。具体的にはどうすれば良いでしょうか?

審査員:品質マニュアルには「営業部は○○をする」という記述になっていると思いますが、具体的には誰が担当するのか固有名詞で役割を明確に決めさせて下さい。そして、それを明文化する必要がありますが、品質マニュアルに固有名詞を記述すると、担当者の異動毎に改訂しなければなりませんからお勧めしません。そこで御社で全員に配付している経営計画書の役割分担表にISOの担当者を明文化するのです。それから、規格番号と担当のマトリックス表を作成していますが、そこに部門名だけでなく担当者名を記入するのです。そうすると内部監査でチェックすることができます。自分が担当ということが明確になると自覚もしますし責任感も生まれます。このようにして事務局のISOから全員参加のISOへ展開していってはどうでしょう。

社 長:なるほど、やってみます

ISOの全社展開を進めていくには、役割分担の明確化が第一歩です。皆が関わるISOを展開していきましょう。

 

以上

最終更新日 ( 2013/11/15 Friday 11:57:29 JST )
 
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