トピックス
No.389【ワクワク・ウキウキ・向上ノウハウ】-2005.1.18
更に読む...
 
Home arrow FAX情報 arrow No.770~799 arrow No.791 ≪すこしづつ成長させる≫-2013.11.13
No.791 ≪すこしづつ成長させる≫-2013.11.13 プリント メール
ユーザ評価: / 0
悪い良い 
2013/11/13 Wednesday 12:46:07 JST

No.791 ≪すこしづつ成長させる≫-2013.11.13 目加田博史

 

人間の成長も、会社の成長も歩くスピードが丁度良いそうです。だれもが地球の裏側まで12時間で移動でき、四六時中世界中のだれとでも安価な費用でコミュニケーションができる現代はとても便利な社会です。
一方で私たちの持っている細胞の時間サイクルは地球が誕生して以来変化していません。飛行機で時空を超えたときの疲労感はこのダメージを意味しているのでしょう。人間のもっている驚異のメカニズムで回復しているので自覚症状は有りませんが、あまり好ましいものではないでしょう。会社の場合は、どうでしょう。皆さんはどの会社のスピードに共感されますか。

毎年1%づつ成長する会社の30年後は1.3倍の成長です。50年後は1.6倍、100年後は2.7倍です。毎年3%づつ成長する会社30年後は2.4倍、50年後は4.3倍、100年後は18倍です。毎年5%づつ成長する会社の30年後は4倍、50年後は11倍、100年後は125倍です。毎年10%づつ成長する会社の30年後は16倍、50年後は107倍、100年後は12528倍です。

会社が成長するということは、社員が増え、お客様が増え、情報量が増え、運転資金が増え、仕事スペースも増えることを意味しています。この中で最も難しいバランスは社員の成長を会社の成長以上に持続することです。中小企業は人が組織を動かしますので、人材の成長に会社の成長が依存してしまうのです。1000名以上の中堅企業は、組織が人を動かし、優秀な人材が集積するので、会社の成長とのひずみは出てきません。それよりも官僚的組織体制による大企業病の蔓延が組織を機能不全に陥らせるリスクの方が大きいでしょう。

もうひとつの問題は運転資金です。運転資金を借入金で回していると外部資金に依存した他力本願経営となり、ほとんどが失敗してしまいます。無借金で成長させるのが基本です。そうすると、自ずと会社の成長スピードは資金力・財務力と連動せざるをえないことが分かります。安定成長を優先し、踊り場を設けて体質を強固にする事が重要です。様々な先人の知恵がこれを物語っています。

そして、後継者を得ること。太く短く10年で解散又は売却する前提で会社経営をするのであれば、急激な成長も可能ですし、後継者も不要です。しかし、企業はゴーイングコンサーン(永続)が使命であり、社会の公器たることを求められていますので、会社を商品のように売買の対象にする考え方は中小企業にはなじみません。後継者を見つけ、育てる息の長い努力が必要です。スカウト人事は華やかですが、うまくいっていないのは本来行うべき努力をお金で買うからでしょう。30年、50年、100年、300年と永続する企業にするためには、少しづつ確実に成長させてゆきましょう

 
(C)2005 建設業経営コンサルタント 目加田経営事務所 組織活性化、売上げ向上、コストダウン、ISO取得支援、ビジョン策定のお手伝い 沖縄 大阪 京都. Powered by Mambo. Designed by MamboTheme - Mambo professional templates!