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2013/10/16 Wednesday 11:59:36 JST

No.787 ≪「安全第一」と「顧客第一」はどちらが大事? 目加田博史

 

経営マネジメントで用いられる次の7つの重要項目の優先順位(プライオリティ)をどのように考えますか? 6つの重要項目とは、「品質」「価格」「納期」「サービス」「安全」「効率」「顧客」です。業種によっても多少の差異はあるでしょうが、基本原則は一つです。品質が悪ければ、クレームになります。価格が合わなければビジネスになりません。納期に間に合わなければクレームと同時に納期に間に合わせるために大きな赤字が発生します。サービスは価値提案と同義語ですから、これがなければ信頼関係が構築されないしファンにできません。安全が担保されなければ怖くて近づけません。効率は生産性ですので、段取りが悪ければ黒字案件も赤字になってしまいます。顧客第一は聞きなれたフレーズです。さて、みなさんのご意見はいかがですか。これは、建設業や製造業でとらえると、とてもわかりやすいですね。

一番にくる項目はもちろん「安全」です。安全は全てに優先する重要項目です。会社の価値観が「安全第一」が社風になっていたとすれば、北海道JRのような事故が発生するでしょうか。2000年に起きた雪印集団食中毒事件が発生したでしょうか。2012年に発生した高速バス事故が起きたでしょうか。今までもそうだったし、「問題ない」「大丈夫。なんとかなる」という軽い気持ちが蔓延して、安全がなおざりになると、大事故が発生します。その事故は会社を消滅させるに十分なインパクトを持っています。

鋳物工場は夏場は50度以上の高温で、3Kの代表的な職場です。部分冷房をしているとはいえ、1300度以上に熱せられ溶鉱を扱うのですから、猛烈な暑さは体力をどんどん奪ってゆきます。少しでも風通しの良い軽装でやりたいのが本音ですが、ちょっとした油断が命取りになります。そこで、工場長自ら、安全がいかに重要かを知らしめるために、率先して防塵マスクと安全靴と安全帯をきちんと締めて作業を始めました。社長である工場長が率先している以上、やらないわけにはゆきません。いままで口酸っぱくいっても徹底しなかった安全装備が、一気に作業員全員に浸透しました。それを見た同業他社は、自分たちの工場でできていないことが、ここではできていると感動し、この会社なら良い仕事をしてくれるに違いないと大量に仕事を発注しました。

建設会社は、安全は入札や工事評価の重要な要素になっています。安全は社風であり文化ですから、日頃から徹底していないと、公共工事だから徹底し、民間工事では価格優先、効率優先というダブルスタンダードを持っていたのでは徹底できません。いかなる場合も安全を最優先する考え方をトップ以下幹部、社員に至るまで習慣化していないと、工期がタイトだから、利益が薄いからといって安全を犠牲にしたのでは無意味です。

価格、工期、品質、効率は案件に対応して異なりますが、安全、価値提案は、習慣であり、文化であり、社風ですから、誰もが同じ価値観を、当たり前に持たねばなりません。顧客第一の上に来る概念です。
再度、優先順位を確認しましょう。

最終更新日 ( 2013/10/16 Wednesday 12:01:08 JST )
 
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