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No.771≪出雲にて≫-2013.6.26 プリント メール
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2013/06/26 Wednesday 14:43:41 JST

No.771≪出雲にて≫-2013.6.26

初めて出雲大社に正式参拝してまいりました。今年は60年遷宮の年で、遷宮の行事は510日に盛大に行われたようですが、この時は行けませんでした。35年ぶりに再会した出雲市役所に勤務している友人に案内してもらって出雲市内を回りました。10月には伊勢神宮の式年遷宮もあり、両方の遷宮が重なる非常に貴重な年だと思います。出雲大社では旧暦の10月は全国の八百万の神々が集まり神在祭が行われます。一般的に10月は神無月(かんなつき)と呼ばれるのはそのためです。神様も今年は多忙を極めるようです。

友人によると、今年の5月遷宮以降、出雲では全国からの信者や観光客が激増して、週末になるとあちこちで渋滞が発生するとこのことです。出雲大社の大駐車場にとまっている車のナンバーはほとんどが県外ナンバーでした。さらに驚くことは、参拝する人は若い人がとにかく多いのです。しかも、6月下旬になると梅雨の真っ最中でもあり蒸し暑いこと極まりないのですが、若い人たちは服装のマナーをよく勉強してきています。神社への本殿参拝は肌を露出させない服装が常識です。今回も中に入れてもらいない方が多かったのですが、それらの人を見ると外国人はやむをえないにしても、中年の方が目立ちました。

伊勢神宮でも感じたことですが、若い人、特に、女性の姿が多く、服装や参拝作法をよく勉強しており、お祓いやお神楽を受けているのです。奉賛する人も若い人が多いのです。出雲でも同じ現象が起きているのには驚きました。困った時の神頼みというような雰囲気はなく、日本人としてのアイデンティティを確かめに来ているように思いました。

アーノルド・トインビー博士が「12,3歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる。民族を滅亡させるには軍隊は必要ない。ただ神話を教えなければ、それだけで必ず滅ぶのだ。日本は戦後まさにその道を歩んできた。」と言っておられます。また、真偽のほどは不明ですが、アインシュタイン博士の予言として次のような文章も広く知られています。「前略…我々は神に感謝する。神が我々人類に日本という国を作って置いてくれたことである。」
企業経営の根幹も社員一人一人が、はるかかなたの先祖の恩があって、今の自分があること、どこかで、ちょっとした狂いがあっても今の自分は存在しないこと、繋がりやご縁を結び広げることの大切さを、日々の生活の中で生かしてゆかねばならないこと。そして、国の成り立ちや歴史と伝統、文化や風土が私たちの価値観を形作っていることを学ばねばなりません。そのような度歳の上に、初めて事業が成り立つのです。

毎朝、神宮庁の発行する「神拝詞」を朗読するようになって久しいですが、知れば知るほど、知らないことがなんと多いかということを知り、学ぶ意欲がわいてきます。学べばひとつの疑問が解消しますが、もっと高度な新たな疑問が現れてきます。そうすると、不思議なことに、それを研究している専門家と出会うきっかけが生まれてきます。国際人とは、自国の歴史、文化、風土をよく知っている人だといいます。出雲にてあらためて実感しました。

 

目加田博史

最終更新日 ( 2013/06/27 Thursday 09:40:46 JST )
 
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