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2013/05/01 Wednesday 15:03:45 JST

No.763 ≪アベノミクスで景気はよくなるか≫-2013.5.1

 

政権発足後、日がたつほどに政権支持率は低下するのが一般的ですが、今回の安倍政権は、逆に上昇の一途をたどっています。
2度目の政権ということもあり、マスコミ対応の仕方や政党との関係、官僚との関係等、良好な空気の作り方も熟知されているようです。ムードは申し分ありませんし、いずれ実体経済にも良い影響を及ぼしてくると思われます。名目GDP成長率が3%になることを景気が良くなるというならば、アベノミクスで景気は良くなります。1年後の名目GDP成長率は右肩上がりにカーブしていると思います。

中小企業にとって景気が良くなるとは、仕事が増えること、中でも、儲かる仕事が増えることです。アベノミクスの景気浮揚によって仕事は増えることは間違いないでしょうが、その仕事が儲かる仕事かどうかは別問題です。景気が良い時も悪い時も、お客様の要望は厳しく、決して楽して儲けさせてもらえませんでした。これからもそうでしょう。25%円安転嫁だけでは元の利益率に変化はありません。儲かる仕事に改善するには社内で知恵を出し合い、新しいやり方に挑戦し、困難を乗り越えねばなりません。他力本願で儲かった仕事は、他力本願で赤字仕事になります。ここ20年来、一番苦しかったのは製造業ではリーマンショック、建設業では姉歯事件の時で、デフレや円高不況ではなく、市場が蒸発した時でした。ムードの本質をつかみ、悲観的に準備しましょう。
そして、仕事が増えたときに、一番厳しいのは人出不足です。新卒採用も数年前の買い手市場から一気に売り手市場にシフトし、今まで採用を絞っていた会社は相当に厳しいと考えねばなりません。人の採用と付加価や創造の工夫を今まで以上に進めてゆきましょう。明るい未来を担保するために自分の会社の景気は自分でよくするしかありません。

社員にとってのアベノミクスへの期待は生活が今より楽になることです。そして、将来に希望が持てることです。生活については、残念ながら、一時的に今までよりも苦しくなることは間違いありません。給与の上昇と物価の上昇のタイムラグが6カ月から1年程度ありますので、厳しい家計経営を余儀なくされるからです。しかし、つらい生活も将来の楽しみがあればまた楽しからずやといいますから、長い目で見れば、将来に希望が持てる施策を打ってもらえそうな予感がします。最低でも3年間は政権交代がありませんので、長期的な視点で政治がおこなわれるので、日本の一番の問題である、財政赤字の解消についてはアベノミクスで対処し、もうひとつの問題である少子高齢化問題と社会保障問題への改善を規制緩和によって推進すると思うからです。ライフプランをしっかりと立てて確実に前進しましょう。

日銀の異次元の金融緩和による景気刺激は有効に機能しており、金融機関は国債での資金運用を禁止されたも同然で、しかも手持ちの国債さえ日銀に売却せざるを得ない状況です。過剰ともいえる手元現金をどのように運用するかで頭を悩ましているのではないかとおもいますが、企業融資を活発化して、設備投資や新規事業投資を進めたり、不動産や有価証券に投資させたりするでしょう。与信いっぱいに融資してくることは間違いありません。数年前の引き締めが嘘のような態度の豹変が現場で起きています。20年前のバブルのような無節操な融資はないでしょうが、恐喝的な融資は出てくるかもしれません。
お客さまからの需要があり、見通しが立つならば、たとえ、ノンバンクから借りても設備投資するのが経営者の本能ですから、そのような案件を抱えている企業にとっては最高のチャンス到来でしょう。

マクロで長期的な目で見れば景気回復のシグナルが点灯しています。マスコミではポジティブなメッセージや話題しか放送されていませんが、真実の情報は自分の足で歩いて現地現場現物で確認しましょう。お客様訪問を重ね、信頼できるパートナーとして行動しましょう。そして対話を重ね、売り手、買い手、世の中がwin-win-winとなるような関係を構築しましょう。

 

目加田博史

最終更新日 ( 2013/05/08 Wednesday 15:23:12 JST )
 
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