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2013/04/17 Wednesday 16:21:46 JST

No.761 ≪アベノミクスが中小企業に与えるインパクトその2≫-2013.4.17

 

最近の日経新聞では「アベノミクス」という言葉が、ずいぶんと少なくなり、「安部政権の経済政策(アベノミクス)」というような注釈として使われるようになってきているように思います。
言葉として、十分に浸透した上に、それなりの効果も出てきており、パッケージとしてのアベノミクスから個別経済政策の解説や報道に軸足が移ってきているからでしょう。
実際には、4月4日の政策決定後、黒田総裁が記者会見してから、何も動いていないのではないかと思いますが、円は97円後半で安定し、株価は13,000円台をキープしています。
全国の景気指標が持ち直しており、IMFの今年の見通しも1.6%に上昇するとの試算が出ています。

一方で、電気料金は確実に値上がりし、資材の価格上昇も続いています。食品については、値上げが予定されていますが、給与が改善されるとの報道はありません。
日銀の全国各地の支店が調査したところによると、すべての地域で好景気の予感を感じているという結果になっています。金融機関は、総論としては融資に対して積極的に推移しており、ムードは依然として良いです。当然、個別企業の経営体制や財務状態により動きは変わるでしょうが、今までになかった動きが芽生えつつあるように思います。セーフティネットの終了により、新しい制度への切り替えがうまくいっていない企業の倒産は増えているようですが、全体としては21年ぶりの低水準になっていることは先週お伝えしました。

家庭においては、エコノミストの予測によると給与の上昇は来年の第二4半期以降になるとのことで、「向こう1年間は収入は増えないが、支出は増えますよ」と暗に警告を発しています。
高額商品の売れ行きが順調というニュースと依然として価格競争が進展しているという現場感覚に違和感を覚えながら日々をすごしています。
4月14日(日曜日)の日経新聞の1面では、JR大阪駅前で積水ハウスが建設中の分譲マンション525戸があっという間に完売したと報じています。平均価格帯で1億4000万円、最高で4億円という物件です。
どこかで見たような光景で、デジャブ-を感じるのは私だけでしょうか。今後2度と出ない最高の立地とはいえ、「即完」という現象はあまりにも刺激的すぎます。

黒田総裁が行ったように、従来路線の対策を小出しにするのではなく、大火事を爆発で消火するように、誰もが想像しなかった「異次元の緩和策」を取ることにより、一気に良い連鎖反応が世界をかけ巡り、日本を取り巻く金融環境はここ最近経験したことのないようなべた褒め評価が出ています。
いよいよ、次に出るのは「機動的な財政政策」と「民間投資を引き出す成長戦略」です。公共事業と規制緩和、TPPと目白押しです。しっかりと様子を見てゆきたいと思います。
次週は、1985年のプラザ合意後のバブル経済と2000年~8年間続いた小泉政権の改革と比較して検証してゆきたいと思います。

 

目加田博史

最終更新日 ( 2013/04/24 Wednesday 16:30:50 JST )
 
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