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No.403【すべての答えは社内にあり】-2006.4.26
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No.756 ≪フェードイン≫-2013.3.13 プリント メール
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2013/03/13 Wednesday 11:08:48 JST

No.756 ≪フェードイン≫-2013.3.13

 

41日より高齢者雇用安定化法により65歳までの再雇用が全企業に義務つけられます。
大企業は対応が大変でしょうが、中小企業の場合は、求人しても応募者がないので、頼み込んで65歳と言わず、70歳までも働いてもらっている現状があります。
しかし、残念ながら、中小企業といえども、すべての人が意欲的で貢献度の高い人ではありませんし、経営方針に面従腹背で、権利のみ主張し義務は履行しない人が存在することも事実です。しかし、縁あって仲間になったのだから、日頃から会社の理念や哲学、経営方針を語り、伝え、それを実践するための投資を忍耐強く実施しています。もし、モチベーションや能力が下がっても決して孤独にさせず、誰かがフォローできる体制をとっています。

人は変わることができるのです。できる人には次から次に大量の仕事が回ってきます。それはできる人の特権でもあります。仕事ができない人やしない人を見ると腹が立つでしょうが、縁あって同じ組織に属する仲間です。何らかの事情で、何かのきっかけでそのようになってしまっている人はよく見かけます。良い点を見つけ、ほめて、その気にさせて一つ一つ自信をつけさせてゆくと、人は変わります。早い人は3カ月で、遅い人でも3年で変わります。それまで待てるか待てないかは個々の企業の事情にもよるでしょうが、打つ手は無限にあるはずです。

上場大手企業はこんなのんきなことを言っていると株主のバッシングで大変だと思いますが、中小企業ではそれが可能なのです。
最近、大手上場企業に蔓延する「追い出し部屋」なる新たなリストラ手法が話題になっています。報道されていることが事実ならば、これは日本企業の活力をそぐには十分すぎるぐらい、陰湿でネガティブなやり方です。かっての窓際族のような甘いやり方ではなく、人事異動で「追い出し部屋(部門又は会社)」に集めて一網打尽に集団辞職に追い込むようなやり方です。30数年前の国鉄民営化プロセスで行った人員整理を思いだします。

私も前職でJRの仕事をさせていただいたときに、管理職の方と現場巡回をすると、移籍できない人からは「また敵情視察にきたのか」と露骨に敵意むき出しでいわれました。社員は仲間ではなく、敵になるのは悲しいことです。「親方日の丸」の弊害の代表だった国鉄を民営化したことは良かったですが、民営化移行プロセスでの苦々しい経験は活かせなかったのは残念です。コンプライアンスとガバナンスの名のもとで「追い出し部屋」のように巧妙化しているのは残念です。社員であることに誇りを持って仕事をしていた社員を無能者、邪魔者の烙印を押すまえに打つべき手はなかったのか。

定年が近づいたからフェードアウトしてゆこうとする人に、逆にフェードインしてこれから貢献してもらうような会社作りをしてゆきたいものです。まして、働き盛りの社員を戦力外にするのは論外です。大手上場企業を他山の石として、誇り高い中小企業をたくさん作りたいと思っています。

 

目加田博史

最終更新日 ( 2013/03/27 Wednesday 16:49:22 JST )
 
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