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No.389【ワクワク・ウキウキ・向上ノウハウ】-2005.1.18
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No.745 ≪高度成長再来?に備えよう≫-2012.12.19 プリント メール
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2012/12/19 Wednesday 14:08:36 JST

No.745 ≪高度成長再来?に備えよう≫-2012.12.19

 

1216日の総選挙は、自民党の圧勝で終わりました。自民勝利、民主敗退、第三局ぼちぼちと予想しておりましたが、これほどの差がつくとは思いませんでした。20137月の参議院の改選選挙が俄然騒がしくなりますが、うまくすれば「国会のねじれ解消」が実現し、将来にわたって示すべき方向性を議論し、決断できる環境が整うことでしょう。かっての自民党の独裁ともいえる時代に生じたおごりから下野した経験が遺伝子の中に組み込まれていることを祈りつつ、速やかな決断が行われ、改革が促進されることを期待したいと思います。

「私たちがこんなに努力しているのに、相手が協力してくれないから、ねじれ国会で何も決まらない。だから、何も進まないのは私たちの責任ではない」という組織内の論理だけで行動し、お客様である国民に背を向けてきたツケがいかに大きいかを今回の選挙結果は如実に物語っています。国民あっての政府、お客様あっての会社、家族あっての家庭でなければ存在意義がなくなるでしょう。
会社経営においても、家庭経営においても、個人の人生経営においてもねじれ国会のような、賛成と反対が拮抗する現象はごく自然なことです。メリットが100%で、デメリットは0%のような案件は詐欺以外はありません。メリットもあるがデメリットもある。効能もあるが副作用もある。作用があれば反作用がある。光と影、陰と陽、プラスとマイナス、それは人類の知恵として遺伝子にビルトインされている本能といえます。
ならば、個人の人生で何も決めないで「是」とできるか。家庭で何も決めないで幸せな未来が創造できるかといえば、それは「否」でしょう。何も決まらないのではなく、何かを決める努力を怠ったにすぎません。

1989118日のベルリンの壁崩壊を境に、戦争と破壊の20世紀が終わり平和と安定の21世紀に入り、過剰な個人尊重の風潮が幅をきかし、価値観の多様化が当たり前になりつつある現代において、自己中心的な世相になっていることは間違いありません。その中で、チームや組織をあるべき方向に導くには、反対や対立を忍耐強い対話と調和で説得し、何かを残し、何かを切り捨てなければ、何もしない選択しか残らないでしょう。何もしなければ波風は立ちませんが、不満や不安や不足や不具合は増殖してゆきます。 安倍政権の誕生で円安誘導は確実になり、その結果、輸出企業や電力の株価は急騰しています。建設国債の発行と日銀買取りでデフレ脱却が期待されます。専門家の中には悪性インフレの弊害を声高に主張されていますが、日本のGDPの構成要素は概算で公共事業20、設備投資15、個人消費60、住宅5で成り立っています。公共事業を抑制することで景気が後退し、設備投資が抑制され、収入が増えないので貯蓄に回り個人消費は伸びない。人生で一番大きな買い物である住宅も将来不安から進まないという悪循環がこの20年間ずっと続いています。当然、税収は減り、国債利息の返済のための国債発行がうなぎ上りになります。
国家予算の半分を借入金利息で占めているという異常事態の中で、デフレが進行しているという異常事態に私たちはこの20年間さらされ続けてきたために、麻痺しています。
ダイナミックに変貌する市場に、積極果敢に進出してゆきましょう。

 

目加田 博史

最終更新日 ( 2012/12/26 Wednesday 11:06:24 JST )
 
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