トピックス
No.407【新会社法を活かす】-2006.5.24
更に読む...
 
Home arrow FAX情報 arrow No.740~769 arrow No.744 ≪山篭りで1年を締めくくる≫-2012.12.11
No.744 ≪山篭りで1年を締めくくる≫-2012.12.11 プリント メール
ユーザ評価: / 1
悪い良い 
2012/12/11 Tuesday 12:25:45 JST

No.744 ≪山篭りで1年を締めくくる≫-2012.12.11

 

あと3週間で2012年が終わります。壬辰から癸巳へ変わります。
20089月、リーマン・ブラザーズが破たんし、そのショックは世界経済に大きな爪痕を残しました。数カ月後にはその余波が日本経済にも波及し、製造業関連では操業度が25%以下という企業が続出しました。
2009年は経済のどん底で年が明け、9月には55年間続いた自民党政権が崩壊し、民主党政権が誕生しました。
2010年は政権交代に伴う迷走で、普天間県外移設で沖縄基地問題は振り出しに戻り、CO225%削減を国連で表明し、企業のコスト増が加速し、中国漁船船長の釈放問題以降、中国の関係も微妙に変化し、2年後の2012年の尖閣諸島国有化で対立が表面化しました。
2011年は3.11東日本大震災で日本が変わりました。GDPで言えば25%の富が地震と津波で消失したことになります。その後の、福島原発事故はいまだに出口が見えない状況が続いています。1.9ヶ月たった現在でも復興の道筋が見えず、豊かさの価値観が大きく揺らぎ、変化しています。
2012年は810日に消費税増税が可決し、20144月より2段階で5%増税されることになりました。2013930日までに契約すれば現行消費税が適用されるため、住宅等大型商品の駆け込み需要が高まることが期待されています。911日に尖閣諸島国有化により中国との関係が対立し、反日暴動は対中ビジネスに暗雲をもたらすと同時に世論の右傾化が顕著になってきたようにおもいます。
また嫌中機運によりベトナム、インドネシア、カンボジア、ミャンマー等への進出が促進されることとなり、日本にとっては良い結果をもたらせることになると思います。1216日の解散総選挙では政権交代が起きるでしょうが、どのような政策をもった政権が発足するかは結果が出ないとわかりません。

それでも企業は生き残らねばなりませんし、勝たねばなりません。存続しなければ企業ではなくなってしまいます。できることなら年々太くしながら存続しなければならない宿命を生まれながらに背負っているのが企業と言えます。企業の「企」は人を止めると書きます。企業は人を止める業という意味ですので、人の力をどこまで引き出せるかが、存続のキーファクターになります。
新しい年を迎えるにあたって、わが社の勝ち場所はどこか、ぶれない政策が必要です。

当面は「入るを計って出るを制す」姿勢を堅持しなければならないでしょうが、必要な投資は積極化しなければなりません。ではどこに投資するか、どれぐらい投資するか。いつまでに投資するか、責任者は誰にするか。
それを決めるためには、一体わが社は、どこに行くのか。何をしようとしているのか。ビジョンを明確にし、理念を文章化しなければなりません。
既にビジョンがある場合は、オーバーホールしてローリングチェックする必要があります。この時に犯しやすい愚は、毎年、3カ年先、5カ年先の計画をつくってしまうことです。既にあるビジョンの期限はそのままで、中身を精査する事が大事で、精査した結果、アクションプログラムをどのように変更するかがオーバーホールであり、ローリングチェックです。行き先は変えてはいけないのです。行き方は変えるべきなのです。松尾芭蕉の言葉でいえば「不易流行」ということになります。

これから3週間、年が明けるまでに、企業も個人もそれぞれの立場で、我がビジネスのKFSは何かを考え、SWOT分析や経営分析で現状認識し、ビジョンのローリングチェックで、進むべき道を整理する必要があります。できれば人里離れた山に籠り、瞑想しながら行うのもいいのではないですか。 私たちはイタリアのアッシジの山に籠って振り返りをやろうと思っています。

 

目加田 博史

最終更新日 ( 2012/12/21 Friday 11:57:32 JST )
 
(C)2005 建設業経営コンサルタント 目加田経営事務所 組織活性化、売上げ向上、コストダウン、ISO取得支援、ビジョン策定のお手伝い 沖縄 大阪 京都. Powered by Mambo. Designed by MamboTheme - Mambo professional templates!