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No.397【「おもてなし」が会社を伸ばす】-2006.3.15

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No.384【活気に湧くロンドン】-2005.12.7 プリント メール
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2006/06/01 Thursday 11:56:22 JST
No.384【活気に湧くロンドン】-2005.12.7

 

約1年ぶりにロンドンに行ってきました。老舗企業の定点観測とイギリスの会社「MEKATA.UK」の決算確認をおこなうためです。
ようやく、イギリスで取り組むビジネスの骨格が見えてきたところで、気の長い話ですが、2006年中には具体化できるように進めたいと思っています。

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ロンドンレポートを担当しているパートナーの島本久美子氏の情報で、話題の日本食レストランを見てきました。
回転すしの
「YO! SUSHI」と麺類の「WAGAMAMA」です。
クリスマス前ということもあり両方とも大繁盛で長い行列ができていました。

すしはトレンディフード 「YO!SUSHI」

回転すしは7年前からロンドンに進出していますが、次第にロンドンで定着するようにアレンジされ、メニューも提供スタイルもどんどん変わってきています。
今回訪問したのはロンドン近郊に21店舗展開している「YO!SUSHI」のセルフリッジ店です。
9店が回転すし(Grab and Go:オーダーしなくても皿をつかんですぐ食べられるという意味)スタイルで、セルフリッジも回転すしスタイルでした。
経営は中国資本です。インド系の男性がすしを握り、ドイツ系の男性が天ぷらや焼き鳥を焼き、中国系の女性がうどんや丼物を作っています。
マネージャーはイギリス人で、さまざまな国のスタッフが純日本料理である、すしレストランを運営しています。発想は日本の元禄寿司ですが、ここにあるのはイギリスのレストランにまで発展しています。
メニューは寿司が1/3、刺身が1/3、惣菜が1/3で、寿司は握りもありますが、ほとんどがカリフォルニアロールスタイルで、巻物が圧倒的に多いです。いなりや軍艦はありません。
刺身はサーモンやマグロ、カンパチ、イカが中心で、サラダ菜と一緒に出てきます。
最も面白いのは惣菜で冷凍食品のえび天ぷら、えびフライ、かぼちゃコロッケ、鮭グリル、シュリンプカクテル、餃子、天ぷらうどん、カツカレー、鶏ドラム等々があります。
新鮮な魚介類が手に入るため刺身や寿司はおいしいのですが、惣菜はほとんどが日本の冷凍食品を使っています。価格は1.5ポンド(330円)から3.5ポンド(770円)まで6種類の皿があり、一人当たり客単価は飲み物を入れて10ポンド(約2200円)です。立地的にはオクスフォード・ストリートのセルフリッジ・デパートの1階という最高の場所にあり、常に20名ぐらいの行列ができており20分ほど待たねばなりません。席数は40席のカウンターのみで、予約は不可。クリンネスやサービスの面ではお世辞にも良いとはいえませんが、旧態依然としたレストランにはない、コンベヤの上を流れてくる皿を納得づくで注文できるシステムは最高のようです。
ロンドンでは「リーズナブル」「本物」「主張がある」ことが重要で、宣伝広告をかけたからといってはやるとは限らない難しさがあります。
新しい店や施設ができても我先に行くような国民性ではないし、TVや新聞は嘘っぱちだと信じて疑わない国民性ですから、その中で繁盛を勝ち取るのはやはり、「リーズナブル」「本物」「主張がある」ことのようです。

「日本」が売り物「WAGAMAMA」

もうひとつの話題の繁盛店はロンドンの中心街にある日本麺の店「WAGAMAMA」です。
これも経営者は中国人。
うどん、ラーメン、カレー、焼きそば、餃子を中心とした店舗で、ハリーポッターの映画に出てくる魔法学校の食堂を思わせる長さ10mから20mの机の両もかかわらず、家族連れやカップル、旅行者が多いのには驚きました。
うどんやラーメンは平均8ポンド(1800円)で、飲み物を入れると10ポンド以上になるでしょう。
オーダーのとり方は、紙製のテーブルマットにメニュー番号を書いて、料理を出すと、その番号に線を入れる。会計は席で行うので、間違いがない。
これでチップを要求するのだから、あきれてものが言えないが、これもビジネス。ものすごい行列ができています。面積300坪に席数は300席。冬にもかかわらず、コートハンガーもなく自前で管理しなければならない状況で、効率は抜群です。なぜか日本人の経営するレストランは内装も調度品も凝っているけれど、高すぎて手が出ないのか、地元イギリス人の心をつなぎ止められないのか、世界的に有名な「ヒロ」以外はこれといったメジャーな存在はないのが悔しいです。
やり方ひとつで繁盛もすれば閑古鳥も鳴くのは古今東西普遍の法則ですが、地元の価値観をいかに捉えて的を射るかがとても大切なことだと痛感しました。回転すしになぜこんなメニューがあるのか、なぜうどんを食べるのにコーラがいるのか、地元の価値観がいかに重要かという事が頭でわかっていても、なかなかそこまで飛躍できない。
しかし、様々な国籍の人々の支持を得て繁盛するには、「リーズナブル」「本物」「主張」が必要なのです。

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1 イギリスのR&D事情

イギリスに拠点をおく企業の研究開発(R&D)費が減少していることがイギリス貿易産業省の報告で明らかになりました。同省の「2005年度R%Dスコアボード」によると、外資系の投資抑制が主な原因。マイクロソフト社が前年比21%減、ドイツのシーメンス社が8%の減少、ソニーが2%の減少となっています。イギリスの調査対象会社750社においては、過去1年間の投資総額が前年比で0.5%の減少を記録しています。
一方で、イギリスの売上高に占めるR&D費は2%となっており、これは、アメリカの4.5%、ドイツの4.1%、日本の4%、フランスの2.6%に比較しても依然として低い傾向にあります。しかしながら、中規模企業においては、改善が進んでいるとのこと。売上高が2600万ポンド(約52億円)以上の企業において、売上高に占めるR&D費の比率が10%、投資額が640万ポンドを上回った会社は過去4年で77%も増加しています。また、イギリスは、製薬会社においてのR&Dをさかんに行っており、アメリカはイギリス国内においてIT関連産業が、日本は主にエレクトロニクスや自動車産業がイギリス国内において、R&Dを行っていることも報告されています。

2 黒こげ防止のトースター

パンが黒焦げになる前に自動的にスイッチが切れるというトースターがこのほど開発され、トースト好きにとってはスライス・パン以来の大発明として注目を浴びていることが伝えられました。このトースターを発明したのは、火災報知器からヒントを得たというポール・ブラウン氏。通常のトースターはタイマーが切れるか、またはトースター内がある温度にまで上がった時にトーストが飛び出すようになっています。
しかし、今回発明されたトースターはタイマーや温度探知機に代わって、加熱時にパンの中に含まれているでんぷん質がどれだけ炭素に変わったかを検知する機能つき。でんぷん質は温められるとその熱によってカラメル化し、トースト特有のかすかな甘みの元となるが、そのでんぷん質が変化した炭素が一定量に達した時、それに反応、加熱器のスイッチが切れる仕組みになっており、焦げ始める前の適度に焼けたトーストを作ることができるといいます。さらにこのトースターは、好みの焼き加減を炭素量で把握すれば、次からも同じ焼き加減をプログラムすることも可能となっています。
このトースターはあと1年のうちにも実用品化されるとみられており、価格は通常のトースターより10ポンド(約2,000円)ほど高い値段になると予想されています。日本においてパン食の傾向が高まるなか、このようなトースターは売れ行きが見込めるかもしれません

 

 

 

 
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