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2012/10/24 Wednesday 13:15:21 JST

No.737 ≪サラリーマンと事業家の狭間≫-2012.10.24

 

サラリーマンとビジネスマンの違いを聞いたことがあります。「なるほど」と思い、自分はどちらだろうと思いました。大学を卒業して会社に入った時はもちろんサラリーマンでした。コンサルタント会社に入った時は少しビジネスマンになった気がします。コンサルタントになると、だいぶビジネスマンになりました。

たとえば、残業。サラリーマンのころは、残業手当がほしくて残業したように思います。もちろん、目先の仕事が多くて、時間内に片づけられなかったこともありますが、見返りとしての残業手当があったことが大きいと思います。本当は自分の段取りが悪くて残業になったのかもしれませんが、当時は自分の問題とは全く思わないで仕事を終わらせたら、残業になってしまった。もう一人いればもっと早く片付くのにと思っていました。しかし、コンサルタント会社は就業規則に「わが社は残業申請する習慣がない」と堂々と書いてあり、労働基準監督署もそれを追認していましたので、所定時間はあっても勤務時間は仕事の中身に依存していました。不思議なもので、そのようなルールを承知の上で入社すると、仕事を早く片づけて早く帰ることを考えます。しかし、一方で仕事の質は落としたくないし、お客様に喜んでいただきたい、上司に評価されたいという一心で徹夜までしたこともざらにありました。残業手当もつかないのに。

サラリーマンのころは、仕事は生活の手段であり、給与に見合う働き(自分勝手に考えている対価)をすればよいと思っていました。今から考えるとなんと浅はかなと思いますが、その時はそれすら疑問に思いませんでした。だからできるだけ楽をしてできるだけ沢山もらう方法ばかり考えていたといえます。
しかし、ビジネスマンになると、仕事は人生を豊かに輝かせてくれる価値あるものだと考えるようになりました。LavorWorkの違いといえるかもしれません。仕事は誰かの役に立つためにやっているのですが、より上を目指して、工夫や改善を加えてゆきます。求められるスペック以上の価値を生み出したいと思うようになるのです。しかも、効率よく時間をかけずに。その結果、たとえ残業になろうとそれは価値の実現のための自分への投資なので苦痛でもなんでもありません。時間に終われるのではなく追うようになっています。言われる前に、自分から先に行動しています。

一定の仕事量をやり終えるのに3時間残業したとします。サラリーマンは残業せざるを得ない仕事量の多さの問題、つまり会社の問題ととらえていますが、ビジネスマンは自分の能力の問題ととらえるのです。
原因他人論と原因自分論の違いです。
さらに、ビジネスマンと事業家(別名 経営者)はまた違います。どこが違うんだろうと思うと、事業家は社会に働きかけ、仕事を受注して、利益を出すことを優先して考えています。そのためのリスクはいとわない。仕事が遊びで、遊びが仕事。人生観も事業観もコインの裏表のように密接不可分です。社員を雇用して、賞与を出して、納税することに喜びを感じています。その喜びのために、行動する人が経営者ではないでしょうか。
今の日本を覆っているデフレ下の閉塞社会の中にあって、私たちは一人でも多くの事業家を育成してゆく必要があります。

 

目加田 博史

最終更新日 ( 2012/10/24 Wednesday 14:49:28 JST )
 
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