トピックス
No.401【組織・会社の免疫力を高める方法】-2006.4.12
更に読む...
 
Home arrow FAX情報 arrow No.710~739 arrow No.731 ≪営業は漁夫の心で≫-2012.9.12
No.731 ≪営業は漁夫の心で≫-2012.9.12 プリント メール
ユーザ評価: / 0
悪い良い 
2012/09/12 Wednesday 16:46:49 JST

No.731 ≪営業は漁夫の心で≫-2012.9.12

 

会社の経営は百姓の心をもって行う。長い目で、荒地を開墾し、良質な土づくりに励み、まくべき時にまくべき種をまき、芽が出れば手間暇かけて成長を促進してやる。中でも、間引きはとても重要な仕事になります。良い作物ほど害虫がつきますから、その対策も欠かせません。実りの秋は台風シーズンでもあります。無事に収穫ができますように。自然に畏敬の念を持って、祈るしかありません。
人事を尽くして、後は天命を待つわけです。収穫の時は、一粒のもみ粒といえども粗末にせずに大切に扱い、豊穣の恵みを神に感謝し、贅沢を慎み、いざという時に蓄える。
そのために、先行管理を徹底する。先行管理とはタイムマネジメントであり、良い行動習慣の習得です。常に、自然の環境変化にわが身を合わせ、適応させるのです。

一方、営業は「漁夫の心」が必要になります。お客様を魚に例えると失礼ですが、人間がうかがい知れない海の中にいる魚も、それぞれの種類によって適応可能な環境や行動特性が異なります。漁夫は魚と海の知識を持っていなければやってゆけません。さらに魚をはぐくんでいる海についても知識を持っていなければなりません。魚のえさになるプランクトンを育てるのは森から流れてくる栄養です。森が枯れると、海も枯れてゆきます。だから漁師は森を大切に守り、そこに神々をまつり、大漁を祈ります。海を知り、魚をしれば、当然、道具としての釣り竿や網を工夫しなければなりません。収穫しようとする魚の特性を把握し、どのような潮流のどのあたりに群れているか、いわゆる漁場を知らねばなりません。最近では、さらに科学的になり、高性能の魚群探知機やレーダーで漁場や魚群を探索し、高性能の機械を駆使して、収穫します。

たとえば、漁夫が何の調査や分析、研究や工夫を行わずに、毎日、熱心に早朝から船を出せば、魚がとれるでしょうか。まじめに一所懸命だけでは、農夫とは異なり、収穫を得ることはできません。
ややもすると、毎日足しげくお客様に通い、訪問することが営業だと勘違いしている営業マンが多いのではないでしょうか。お客様が見るに見かねて、買っていただくほど現代はゆとりがありません。お客様も忙しいし、情報も沢山持っています。解決しなければならない課題も沢山ありますので、やみくもに訪問している営業マンの相手をしているひまもないのです。
営業にマーケティングが必要なのはこのためです。漁夫の心を持つことが営業では不可欠なのです。

まず、どの魚を取ろうとしているのか、決まっているでしょうか。
その魚の特性はわかっているでしょうか。
どの海域にいつごろ現れるでしょうか。そこに、どの餌をいつ頃まけば良いのでしょうか。
どのタイミングで網を入れれば一番効果的なのか、わかっているでしょうか。
営業の漁夫の心で見直してみましょう。

 

目加田博史

最終更新日 ( 2012/09/19 Wednesday 10:45:24 JST )
 
(C)2005 建設業経営コンサルタント 目加田経営事務所 組織活性化、売上げ向上、コストダウン、ISO取得支援、ビジョン策定のお手伝い 沖縄 大阪 京都. Powered by Mambo. Designed by MamboTheme - Mambo professional templates!