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No.726 ≪愚直な経営≫-2012.8.8 プリント メール
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2012/08/08 Wednesday 16:48:11 JST

No.726 ≪愚直な経営≫-2012.8.8

 

私事ですが、先を読んでうまくやったつもりが、逆の目に出たことが多々あります。たとえば、沖縄でマンションを購入したのは1993年(平成5年)8月でした。1991年にバブルが崩壊し、不動産が値崩れして、もうこれ以上は下がらないだろうと思ってのことでした。ところが、下がらないどころか、値崩れはとどまるところを知らず、最終的に、半値近くになりました。
また、飛行機に乗る機会が多かったので、全日空とJALの優待券狙いで株式を購入する時もそうです。それまで全日空の株価は2003年の200円から一本調子で上げており、まだまだ上昇する気配でしたので、今のうちに買っておこうと買ったのが200512月の500円です。同時にJAL300円で購入しました。購入した途端に株価は低迷し、今度は下がってゆきました。航空業界はLCCの台頭もあり、いまでは大変な競争業界です。全日空の株価は本日で175円で、65%も下がりました。JALは紙くずになりました。どちらも投機目的で購入したわけではないので、株価に一喜一憂はしていませんと強がりは言うものの、先を見る目のなさに恥ずかしさでいっぱいです。もし、これが、財テクや投機目的でやっていたなら、もっとひどい目に会っていたと思います。
知ったかぶりで判断したり、慢心で行動すると、こうなるぞ!と言うメッセージをいただいたようで、謙虚に耳を傾けるようにしています。

かって、アメリカのエンロンという会社が急成長し、株価は上昇し大変な人気でしたが、結果的には粉飾決算による株価操作で200112月に4.6兆円の負債を抱えて破産しました。その後、エンロンと同じように同じように人気のあったアメリカの通信会社ワールドコムは20027月に4.7兆円の負債を抱えて粉飾決算で破産しました。2社だけで9兆円近くのお金が消えたことになります。欲と道づれで天国を夢見て株式を購入した人々は地獄を体験することになったのです。それも粉飾決算でだまされたのですから目も当てられません。誰もが見抜けなかったとはいえ、あまりにもその代償は大きいといえます。
欲だけで判断すると、だましだまされの知恵勝負となり、だまされまいと思えば思うほど、だまされてしまいやすいように思います。周囲からみれば何を考えているのかがストレートに分かりやすいからでしょう。
欲を持つなら、小金を稼ぐ欲ではなく、地域や国、社会を変えるほどの大きな欲で行動する方がよいように思います。
自分の力を過信せずに、謙虚に、素直に、誠実に取り組むことは一番大事な事だと思います。日本人はだまされやすいといいますが、「だまされてなんぼ」でやってきた日本が今では世界で一番すぐれた国になっているですから皮肉なものです。うまく儲けたとほくそ笑んでいた国や会社は地獄の火炎のもとであえいでいるのですから。愚直に誠実に経営をしてゆきましょう。

目加田博史

最終更新日 ( 2012/08/08 Wednesday 16:49:16 JST )
 
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