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No.725 ≪他人事ではない≫-2012.8.1 プリント メール
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2012/08/01 Wednesday 16:28:27 JST

No.725 ≪他人事ではない≫-2012.8.1

 

7月中旬の九州豪雨は観測史上初の異常な雨量でした。猛烈な豪雨に見舞われた直後に家を濁流に流された方が「今までは、テレビで被害ニュースを『大変だなあ』と他人事のように見ていましたが、まさか自分が被害にあうとは思ってもいませんでした。こんなに大変だとは・・・」と絶句しながら、泥まみれになった家を力なく掃除しておられるのが忘れられません。

3.11東日本大震災は、有史以来、最悪とも言える地震と津波という天災と原発・放射能汚染という人災の複合災害でした。瞬時に、大きな被害が出て、多くの大切な人をなくし、コツコツ築いてきた財産を失い、思い出の詰まったものをなくし、価値ある仕事も奪われ、着の身着のまま不安の中で過ごさねばならなかったことでしょう。しかも、放射能汚染により、復興や生活のために丹精込めて作った農作物や製品が売れなくなり収入が断たれました。先祖からの土地を奪われさらに一部の地域では住み慣れた故郷をすてなければなりません、頼るのは国の援助しかないとき、その援助も政治の停滞で進まないし、行政機能の毀損により届かない状況の中で、時間とともに人々の記憶から薄れ、感情から離れ、忘れ去られてゆく現実を受け入れなければならないことは筆舌に値すると思います。

「他人事」はいつ何時、「自分事(わがこと)」になるかわからないという経験を私たちはここ数年事あるごとに思い知らされています。経済衰退や景気低迷も大きな影響がありますが、これらはまだ間接的で、時間的猶予があります。しかし、災害や人災は直接的・瞬間的に肉体に大きなダメージを与え、しかも持続します。
災害の中でも、自然災害(天災)は、人智を超えたパワーにより発生しますので、私たちは防災訓練等で対処するほかありません。

しかし、原発事故や飛行機事故のような人災は明らかに予防できます。最近、政治ニュースで取り上げられている岩国基地に駐機しているオスプレイも人災の発生源となる可能性が極めて高いです。
ひとたび事故が起きれば直接的・瞬間的に軍人・民間人を問わず甚大な被害を与えます。
専門的な訓練を受けたエリート・パイロットですら墜落事故を頻繁に起こしているのですから、テクノロジーがいかにすごくても、戦略的にいかに有効でも、欠陥品と言わざるをえません。この極めて危険で巨大な物体を10月には沖縄の普天間基地に配備し、運用しようというのです。
私たちの日常生活の上空を低空で飛行するのですから、今にも崩落しそうな高層マンションで生活するようなものです。その時が来たときには、奇跡が起きない限り、無事ではおれないでしょう。これは、岩国基地と普天間基地周辺の特定地域だけの問題ではありません。訓練飛行は日本中で計画されています。
もし、これが自動車なら、1度事故が起きただけでリコールです。それが、頻繁に発生し、しかも原因解明ができていないというのですから開いた口がふさがりません。

この計画を強行するなら、まずは、ニューヨークやワシントン、ロサンゼルス上空で実際に運用して、安全性を確認した上で行うべきで、それまでは延期するのは当然です。
その判断ができないような経営者なら確実に首になりますし、会社は倒産してしまいます。他人事を自分事に切り替えて想像力を働かせましょう。

目加田博史

最終更新日 ( 2012/08/01 Wednesday 16:29:58 JST )
 
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