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No.382【会社の宝は智恵巧者】-2005.11.23
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109号-建設業は工事成績向上を品質目標として展開しましょう- プリント メール
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2012/07/13 Friday 09:49:25 JST

経営に役立つISOシリーズ 109号-建設業は工事成績向上を品質目標として展開しましょう-

 

建設業A社は、ISO9001の認証取得以来、2回目の更新審査を迎えました。管理責任者がインタビューを受けています。

審 査 員:
今回は更新審査ですので、これまでの3年間の活動の確認をすることが審査のポイントです。3年間を通して皆様のISOの仕組みの有効性が高まっているかを確認してきます。

管理責任者:
私たちのISOのシステムの有効性とはどういう意味ですか?

審 査 員:
皆様のISOのシステムが目的を達しているかどうかという意味です。もう少し具体的に話を進めましょう。2年前にISO導入を進めた当初の目的は何だったでしょう。

管理責任者:
公共工事の受注を増やすためです。ISOの認証を受けていることが経営審査事項の点数を高めますし、各工事の入札においても総合評価制度が増えて行く中でISOの認証で条件が有利になります。

審 査 員:
なるほど、公共工事の受注拡大がISOの目的ですね。その目的は今までのISOの運用の中で達しつつあるか、目的達成のためにISOのシステムは役立っているか、を確認するのが今回の更新審査の目的です。

管理責任者:分かりました。

審 査 員:
その目的を達成するために品質目標を設定し、展開するわけですが、皆様の品質目標はどのようなものですか?

管理責任者:
私たちはISO導入以来今まで、クレームの減少をテーマにしてきました。

審 査 員:クレームの減少は進みましたか?

管理責任者:
当初からクレームは多くなかったのですが、年間5件程度のクレームを受けていました。それが昨年度では2件でしたので、減少してきています。

審 査 員:
品質目標の展開は順調のようですね。それでは、公共工事の受注はISO導入当初と変わってきましたか?

管理責任者: それはあまり変わらないです。

審 査 員:
確かにクレームは減少するに越したことはないですが、皆様の会社では、他に受注拡大に影響することはないでしょうか?何が改善されると公共工事の受注が改善されるのでしょうか?

管理責任者:
一番影響するのは、工事が終わった後の発注者の評価でしょうね。具体的に言うと、工事の点数が80点以上だと、次の工事の入札時にも大きく評価され受注がしやすくなります。

審 査 員:
まさに工事の成績は顧客満足の指標でもあり、皆様の業績を上げるポイントではないですか。工事の成績点数を品質目標として展開していくのが一番良い様に思いますよ。社員が全力をかける意義のある目標を追っかけなければISOに取り組んでいる価値はないですよ。

管理責任者:
分かりました。来年度の目標から取り組みを変えていきます。

品質目標は何を設定したら良いか迷う、という声をお聞きします。今回は建設業における品質目標の設定を検討します。

ご提案 建設業は工事成績を目標として展開しましょう
 公共工事においては、工事成績で高い点数を取っていかなくては、次の受注にはつながりません。各現場の担当者が工事成績の高点数を目指して取り組む全社的な動きをつくるツールとして品質目標を活用することを提案します。

まとめ
 品質目標とはISO導入の目的を達するための目標ですから、目的との連動性の低い目標ではISOの運用が形ばかりになってします。経営改善となる糸口を明確にし、しっかりと品質目標として展開していきましょう。

以上

 

根橋弘行

最終更新日 ( 2012/07/13 Friday 09:51:51 JST )
 
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