トピックス
No.408【天国と地獄は紙一重】-2006.5.31
更に読む...
 
Home arrow FAX情報 arrow No.650~679 arrow No.671 ≪限界は自分で作るもの≫-2011.7.21
No.671 ≪限界は自分で作るもの≫-2011.7.21 プリント メール
ユーザ評価: / 0
悪い良い 
2011/07/21 Thursday 10:47:43 JST

No.671 ≪限界は自分で作るもの≫-2011.7.21

 

サポーターでもない私がサッカーの話をするのは気が引けますが、7月19日未明の女子サッカー「なでしこJAPAN」の活躍は、みごとでアッパレで鳥肌が立つほど感動しました。体の大きい外国勢に勝つために自分たちができることは何かを突き詰めて、それができるまで諦めない姿勢には神かがりを感じました。
先行されても動きを止めず、一瞬のチャンスを生かして同点にする。延長戦でも先行され、精神的には相当きついはずなのに、浮き足立つこともなくいつものように動きを止めない。チャンスを確実にものにして、同点に追いつくと、次はPK戦。命運を決める一蹴にも自然体で余裕すら感じられたのはいったいなぜなのか。あの小さな体のどこにあれだけの衰えない運動量を生み出すメカニズムがあるのか。
私たちが、豊かになるにつれ、いつかどこかで置き忘れてきたものを思い出させてくれました。言葉として知っている「諦めない」とはこういうことだったのか。「ピンチはチャンス」とはこういうことだったのか。これを昔は「ド根性」と言っていたように思いますが、みなさんはどう思われますか?

それに引き換え、私たちは何と諦めることに慣れているのでしょうか。何と行動する事を忘れているのでしょうか。何と自分の力に自信が持てなくなったのでしょうか。
かっては諦めることなく、自分の思いをデモや学生運動や住民運動を通して訴えてきました。それが直接的に国や政治を動かしたわけではありませんが、世論という外圧となって社会を変えてきました。私の学生時代は70年安保の真っ盛りで、アメリカ帝国主義も学費値上げも同列に議論され何でも「反対」してデモをしていました。
数百人集まっただけでもすごいパワーがあります。16年前に起きた少女暴行事件に抗議する県民大会は8万人、2年前の普天間移設の県民大会は10万人規模で、ものすごい迫力です。シリアで今も起きている数十万人のデモ隊の光景には圧倒されます。その迫力が社会を変えてきました。

3.11大震災後のがれき処理が4か月たった今でも30%しか進んでいないと言います。その理由はがれきの仮置き場がないからだそうです。仮設住宅も遅々として進んでいませんがこれも用地不足だとか。また、仮設住宅の中には断熱工事をしていない住宅が多く、夏は炎熱地獄、冬は極寒地獄で、光熱費は個人負担ですからたまったものではありません。県外から購入した稲藁をたべた肉牛が放射能汚染で出荷停止になりました。なんら落ち度のない農家はどうすればよいのでしょうか。救済がなければ破綻するしかありません。破たん要因をつくった国や企業は無罪放免で、そのあおりを食った農民は塗炭の苦しみを味わわなければならないという不条理。
泥んこ遊びが大好きな小学校の運動場の放射能許容量が引き上げられたままです。3.11は消費税増税の絶好のチャンスととらえて動き出している政治家がいます。ビジョンも方針も何もないまま、原発事故処理工程表の第一ステップは目標達成したと宣言されました。
この現実に対して、今のままで良いのかというとどうもそうではありません。成長し、進化した私たちは「是は是、否は否」で議論できる冷静さと理性を持っています。
その理性をもってしても今の現状は立ち上がるに値しないかと言えば、そうではないように思います。昔のように暴力的に破壊活動をするのは許されませんが、「声」として国政に届ける必要性があると思っています。声の出し方は「メール」「FAX」「電話」「はがき」「手紙」「署名活動」「訴訟」「政治家擁立」等々があるでしょうが、私は「はがき」を使いたいと思います。

「限界は自分で作るもの」これはクルム伊達貴美子さんが今夏ウィンブルドンにでた時に、NHKのインタビューに答えた時の言葉です。
『「家庭の主婦から現役復帰して、世界の舞台に立つなんて無理だ」「これ以上肉体を酷使するのはもう限界だ」「テニス一筋にやってきた一流選手に勝てるわけがない」とさまざまな理由をつけて自分をごまかすのはもうやめようと思う。限界は人から与えられるものではなく自分で作るものだと思う』とさわやかに語っていたのが印象的です。

No.671  限界は自分で作るもの-2011.7.21.pdf

目加田博史

最終更新日 ( 2011/10/06 Thursday 15:32:49 JST )
 
(C)2005 建設業経営コンサルタント 目加田経営事務所 組織活性化、売上げ向上、コストダウン、ISO取得支援、ビジョン策定のお手伝い 沖縄 大阪 京都. Powered by Mambo. Designed by MamboTheme - Mambo professional templates!