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No.669 ≪ホット・ベトナムに注目≫-2011.7.6 プリント メール
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2011/07/06 Wednesday 09:45:54 JST

No.669 ≪ホット・ベトナムに注目≫-2011.7.6

 

ご縁があって、初めてベトナムのホーチミンに行ってまいりました。1986年に採択されたドイモイ政策(市場主義の導入と外資導入による市場開放政策)の成功で急成長していることはニュースや記事で知っていましたが、それほど大きな関心を持って見ていたわけではありませんでした。
勤勉でまじめな国民性が日本人と酷似しているということもあり、20年以上前から、日本人に一番似ているアジアの国として、多くの経営者がベトナムを訪問されました。その方々は皆ことごとく、ベトナム病にかかってしまいました。しかし、この病気は数年すると完治するみたいで、最近ではほとんどベトナムの話は聞きませんでした。皆の眼が中国やインドに向かったこともあるでしょう。BRICSに名を連ねていないベトナムはマニアの国になっていたのかもしれません。

ベトナムの経済統計を概観すると、消費者物価上昇率20%(2年前は35%)、GDP成長率は6%(4年前は8%)、金利は18%、人口9000万人で増加率は毎年1%を堅持(30年前の1.8倍)、一人当たりGDP1,100$(中国は4,400$、日本は43,000$)、国土は33万k㎡(日本の0.9倍)、1次産業57%、二次産業18%、3次産業25%。訪問したホーチミン市は人口700万人。
このデータだけ見ると、今の日本人の感覚からは想像すら難しい状態です。1960年代の日本の高度成長期の消費者物価上昇率は5%、貸出金利が10%、GDP成長率が12%程度でした。ベトナムは高度成長当時の日本以上に高い伸び率で推移していますが、国富としてのGDPの伸びは鈍化していますから、今後産業構造の変革が起きてくるでしょう。

市場開放により活性化した経済は次の改革を要求しており、他国の良いやり方を取り入れる能力がずば抜けて高いベトナムはうまく対処してゆくと思います。物価上昇率が高いということは所得の伸びが著しいので、購買意欲が非常に高い印象をうけました。

今回のホーチミン市訪問の水先案内人になっていただいた社長は、水処理会社を経営しておられ、上水、下水の水処理システムの提案を活発に行っておられます。ホーチミン市の病院の下水浄化施設の運営受託も受注しており、その施設も見学させていただきました。下水浄化が当面のビジネスになりそうだとこのことで、入札案件は相当数に上るようです。
驚いたことは治安の良さと物価の安さと都市の混雑ぶりです。韓国企業が相当な勢力で政界中枢に食い込んでおり、不動産開発を中心に大型プロジェクトは韓国企業の独壇場のようです。そのうちの一つの物件を購入者を装って見てきましたが、30坪のスケルトン渡しで約2000万円。平均年収10万未満の国民から見れば年収の20倍以上となりますが5棟600戸のうち、8戸しか残っていないという。殆ど青田売りで、モデルルームと模型での販売が中心であった。中国でもここまでの青田売りはしないだろうと思うが、韓国企業の仕事の仕方は想像を絶するものがあります。

短い期間での駆け足訪問でしたので、表面的なベトナムしか理解できていませんが、この国は成長すると実感しました。近いうちにもう一度訪問したいと思っています。何でもありの混沌とした中での大きな息吹が感じられとても刺激的なツアーでした。

No.669  ホット .ベトナムに注目.-2011.7.6.pdf

目加田博史

最終更新日 ( 2011/10/06 Thursday 15:31:06 JST )
 
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