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35号-内部監査をステップ・アップする- プリント メール
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2006/05/12 Friday 10:34:59 JST
35号-内部監査をステップ・アップする-


ある会社の更新審査(3年間の運用の効果を判定する審査)の場面です。
審査員は品質管理責任者に対してインタビューを行っています。


審 査 員:内部監査について各部門でお聞きしましたが、どの部門でも不適合はないという状況でした。管理責任者として、内部監査の実施状況はどのように評価していますか?
管理責任者:ISOを導入して間もない頃は、不慣れなこともあって沢山の不適合が発生して是正してきました。3年間の運用の中で内部監査と審査機関の外部審査によって指摘はされてきましたので、この頃は不適合も発生しないのですよ。
審 査 員:そういうことでしたら、内部監査は一応の成果を出していると考えて良いですね。
管理責任者:ISOの規格で要求されていることが実行されているという意味では、評価して良いと思います。しかし、経営に役立っているという手ごたえはまだ感じないのです。
審 査 員:それは、どのような点ですか?
管理責任者:ISO導入当初は右も左も分からず、がむしゃらにシステムを構築してきました。他社の事例も参考にさせてもらいました。今のシステムはそういう経過で出来上がったシステムですから、自分たちに使いやすく改善すべきところが沢山あるはずなのですが、「不適合ゼロでした」という内部監査員からの報告を受けると何か違うなあ、と感じるのです。
審 査 員:内部監査のやり方には色々なやり方があります。皆さんが今やっている内部監査は「適合性」を中心にした監査なのです。ISOの規格の要求事項に適合しているか、会社のシステムに適合しているか、関係する法律に適合しているかを監査しています。「適合性」が確保されているかを監査することは重要です。しかし、皆さんの場合は「適合性」だけを監査していると前には進みません。次は「適切性」や「有効性」の観点から監査を計画してみてはどうでしょうか。

この事例のように内部監査を確実に行ってはいるけれど、「これで良いのか?」と行き詰っている会社があるようです。その原因は「適合性」を監査することに終始し、次のステップに進んでいないことが原因です。今回は内部監査が効果を出すための改善を検討します。

Ⅰ.内部監査のステップ・アップ
  適合性の確認を目的とした内部監査一辺倒ではマンネリに陥り、ISO導入の効果が現れてきません。ステップ・アップをすることが必要です。

iso35.gif

Ⅱ.ご提案

   適合性監査で止まっている企業の内部監査では、「7.2.1の製品要求事項の明確化はどのように行われていますか?」「○○報告書です」「では、それを見せてください」「これです」「ありがとうございました。それでは、次に行きます・・・・」というやり取りだけで終わっている可能性があります。
そこで提案です。「これはみなさんの部門で役立っていますか?」「もっと他の方法はないですか?」という質問を行ってみましょう。その質問から改善のための情報が出てくるはずです。そこで出てきた改善ポイントに取り組んでいきましょう。

 
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