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No.668 ≪思いのほか順調な経済環境≫-2011.6.29 プリント メール
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2011/06/29 Wednesday 10:31:41 JST

No.668 ≪思いのほか順調な経済環境≫-2011.6.29

 

先週末からベトナム・ホーチミンに行ってきました。この報告は次回に行いますが、ここで感じた活気は数年前の上海で感じた活気とよく似ています。
3.11後のマクロ経済は相当な不況とデフレが予想されましたが、顧問先の業績を見る限りは先行6ヶ月はそれほど悪化はしていないように思います。
5月のGW明けは景気の真空状態だったようで、どこも良い話はありませんでした。これは、今年は大変だと腹をくくって行動してみると、以外にも案件が多いことがわかりました。モノ不足による生産の停滞はまだありそうですが、サプライチェーンの回復とともに、生産体制は急ピッチで改善されています。外需を基本にしている企業を中心に思いのほかひどくはない印象を受けています。
タイトルのように順調というには異論が続出する状況だと思いますが、現実には業績面で善戦していると言えます。但し、価格面では今まで以上に厳しい要求があり、対応に苦慮しているところが多いのも事実です。
よくよく考えれば、3.11以前から、日本は円高、少子高齢化とグローバリズムの進展の影響を受けて、内需型から外需型、国内志向から海外志向にシフトせざるを得なかったのです。3.11以降は復興特需の期待もあり、一旦海外志向は停滞又は中断していたように思いますが、復興特需は政治決断により大きく影響されるため、実際には来年以降に影響が出てきます。復興特需の中核ビジネスを担っておれば長時間にわたり受注が望めるでしょうが、一般的には3.11以前の課題に挑戦することを考えるべきではないかと思います。つまり、国内は内需がじりじりと縮小し、生き残りをかけた体力勝負になってゆくので、体力がない会社にとっては大変危険な市場になってゆきます。高齢化に伴う介護・医療市場や原発事故に端を発した自然エネルギー市場や環境関連市場は確実に拡大してゆくでしょうが、業界の特殊性もあり、時間がかかると思われます。

もうひとつの視点でみると、業績の良い企業は自らを進化させたように思えます。いままではお客様に要求に応えていれば会社は発展して行けましたが、内需縮小に伴うデフレ不況では、要求されていないニーズに着眼し、さまざまな角度から提案をしてゆかねば成長できなくなりました。
お客様自身も気づいていないようなニーズを発見し、顕在化してゆく提案力をもった会社が生き残って行きます。「先読み」が必要になってくるのです。
それは効率優先では見えない世界でもあります。

No.668  思いのほか順調な経済環境-2011.6.29.pdf

目加田博

 

最終更新日 ( 2011/10/06 Thursday 15:30:13 JST )
 
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