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No.665 ≪福島の真実≫-2011.6.8 プリント メール
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2011/06/08 Wednesday 15:07:55 JST

No.665 ≪福島の真実≫-2011.6.8

 

2011/03/11/1446に発生した東日本大震災で福島原発事故から約3カ月経過しますが、殆ど改善しているようには見えません。1945/08/06広島、1945/08/09長崎の原発は一瞬の内に大量の人命を奪い、生存者の長期にわたる後遺症を引き起こしました。
今回の原発事故は表面上は人命が奪われたり、けが人が出たわけではありませんが、3ヶ月間の長期にわたり、原爆のように高熱で即死するほどではないけれども、人体に確実に影響する高濃度の放射能を出し続けて、拡散させ続けているわけですから、長い目で見れば、原爆以上に多くの目に見えない被害を広域に、しかも長期にわたり広げていることになります。風向きや降雨により、どこに放射性物質が付着するかしれません。雨になれば、地中深く浸透し、飲料水にもいずれは影響すると思います。

地震発生以後の政府の発表は、それほどの激しい緊迫感をもって伝えられたわけではなく、対策を打っているので大丈夫というメッセージが中心で、「真実」を伝えている印象がありませんでした。ついてはいけない嘘をついているような気がしてならないのです。パニックが落ち着いてくると新たな事実を公表し、それが落ち着くとまた新たなショッキングな事実を公表する。この繰り返しをいつまでするつもりなのでしょうか。

20世紀に日本が犯した過ちがフラッシュバックのようによみがえります。情報管理が徹底されていた第二次世界大戦の時の大本営発表はひどい事実を包み隠し、とるに足らない成果を誇大に宣伝し、過剰に抑制された紛らわしい表現で伝えられ、国民全員をだましたように、情報化時代の現代において、今回もこのような幼稚な手法が通じると思っているのでしょうか。中東で起きたフェイスブックやツイッターによる無血人民革命ともいえる大変化をどのようにとらえているのでしょうか。

真実はどこにあるのか。実際には福島原発エリアは事故処理後100年以上にわたって国直轄の特別地域として厳重な管理下に置き、原発付近の住民はいち早く移住しなければならないのではないでしょうか。真実を伝えれば、このようなひどい選択も容認できますが、いつか帰れる故郷という幻想を抱かせ続ければ、移住の決断は困難でしょう。
国民の命を守り、子供たちの未来を守るために政治的決断をしなければ、議論は前進しないし、合意形成はできないと思います。

会社経営で見れば、「政治は経済に優先する」事が鉄則ですので、政策一つで経済は大きく変化します。この変化を見極めて、長期・中期・短期の戦略を取らねばなりません。鳥の目とありの目、望遠鏡と顕微鏡を使い分けて、真実を掴んで行動してつかねばなりません。俯瞰してみると、どうすればよいか、当たらずと言えども遠からずの真実が見えてくると思います。

No.665  福島の真実-2011.6.8.pdf

目加田博史

最終更新日 ( 2011/10/06 Thursday 15:26:09 JST )
 
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