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No.662 ≪今は戦時の判断が求められている≫-2011.5.18 プリント メール
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2011/05/18 Wednesday 11:48:22 JST

No.662 ≪今は戦時の判断が求められている≫-2011.5.18

3.11東日本大震災は表面上、復興に向けての対策が進みつつあるように思いますが、あくまでも「地震直後と比べると」という但し書きが必要です。
福島の原発についても2か月たった現在でも危機は去っていませんし、これと言った対策が打てているわけではありません。あくまでも鎮静化に向けて努力しているというにすぎません。原発については、政府の発表は言葉は多いですが、真実は何も分からないままで、後になっていろんな問題やデータが出てくることでしょう。米軍の早すぎるともいえる「友達作戦」も真の目的は何なのか、本当のところはよくわかりません。米軍が収集した放射能に関するデータが政府にも提供されていないとも聞きます。地震と津波、それに放射能が重なり、がれきの処理は思った以上に困難を極めているようです。
関東から東北にかけての被害は日本のGDP25%以上に上るかもしれません。これだけの状況を考えると明らかに、これは危機的状況であり戦時です。

では、私たちの判断基準は戦時対応になっているでしょうか。
平時の判断基準や管理システムで対応しているのではないでしょうか。例えば、決裁システムや役員会のあり方についてはどうでしょうか。

ある組織の復興支援対策本部で、東日本支援をすることを決め、役員会でその額を300万円と決めました。しかし、実際には300万円では支援物資の調達ができないことがわかり、追加で200万円拠出する事になりました。しかし、それは通常の決裁システムを通す余裕がなく、責任者の判断で実行したのです。それを知った関係者は、「ルール違反」を理由に責任者と対立してしまったのです。非常時に対応するために対策本部を緊急に設置したにもかかわらず、関係者の頭の構造は緊急時でも非常時でもなく、平時にすぎないのです。現在進行中の事例ですが、戦時や非常時対応として対策本部が設置され、責任者が任命されたのですから、現場を預かる責任者の判断を尊重すべきです。
もし、そうでないなら、対策本部の責任者など決めずに、合議制で審議すればよいのです。しかし、組織である以上、それらの意見を無視するわけには行きません。実際には責任者はいくら非難を浴びても、開き直らず、忍耐強く現場の状況を伝える努力と200万円の必要性を説き、行動をすることが大事です。

今は戦時の判断が求められています。私たちの頭の構造を変えてゆきましょう。

No.662  今は戦時の判断が求められている-2011.5.18.pdf

目加田博史

最終更新日 ( 2011/10/06 Thursday 15:22:46 JST )
 
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