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No.407【新会社法を活かす】-2006.5.24
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No.660 ≪目標の効用≫-2011-5.6 プリント メール
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2011/05/06 Friday 10:51:19 JST

No.660 ≪目標の効用≫-2011-5.6

ビジネスマンならだれもが仕事上の何らかの目標を持っていると思いますが、その目標はそう簡単には達成できないような目標だと思います。やってもやっても目標に追い付かない時は目標を諦めたり、目標を押し詰める会社や上司を憎く思ったり、目標から逃げたくなったりすると思います。
そんなあなたに、「もう頑張らなくてもよいですよ。何もしなくていいです」「あなたの目標は無くしましょう、自由にやってください」「期限を撤廃しました。いつまでに何をどれぐらいやろうという目標はもうありません。会社にも来なくてもかまいません。必要な時だけ出社してください。これはリストラではありません。給与も今まで通り出します」と言われたら、どうしますか。
分刻みでスケジュールをこなし、毎日目標においかけられていたあなたは解放されたのです。もう、追われるべき目標はありません。なすべき仕事もありません。もう、完全に自由です。今まで、ぎっしり予定が書かれていたあなたの手帳は何も書かなくてもかまいません。
家族とのスケジュールや趣味のスケジュールでも入れておきましょう。いっそ、何も入れないで、真っ白にしておおくのもよいかもしれませんよ。
さあ、この提案、あなたならどうします。

私なら、きっと、飛び上るほどうれしくて喜びますが、丁重にこの提案を辞退します。理由は簡単です。私は32年前に病気で3か月間入院したことがありました。最初は思う存分寝ました。23日すると寝るのも飽きましたので読みたかった本を読みました。本も読み飽きて散歩に出歩きました。散歩にも飽きて、あっと言う間に2週間がたちました。今度は病気を早く治して、仕事をしたくてしかたなくなりました。
もともと、病気を治すために入院したので当然なのですが、一日も早く病気を治して退院したくて仕方がありません。主治医の先生からは90日間の入院だと言われていました。退院予定日を一日でも早くするのが目標になりました。
そうすると、眠ることも、本を読むことも、薬を飲むことも、軽い運動をすることも、仕事の勉強をすることも、楽しくて楽しくて、仕方がなくなりました。

目標ができるとそれを達成するためにどうすればよいか考え、努力します。もっと良い方法は無いかと考え工夫します。自分の能力を高める事に一所懸命になります。人が人として成長してゆくために目標はなくてはならないものなのです。仕事の上でいえば、目標を持っていることはそれこそが喜びであり、それを達成するために行動できる事は自分の成長に直結しており最高の感謝であり、達成する事は至福そのものです。 それをやらされているととらえる人は悲しい事だと言えます。目標がある事で生かされている事を忘れているのです。
だから、達成できない理由を探したり、言い訳をしたりして自分をごまかしてしまうのです。それがどれほど愚かしい事だとも知らず、自分を正当化しているのです。

突然、病魔に襲われ、意識不明の植物状態で再起不能、治療不能と診断され、激痛の中で死を待つのみと宣告された方々はどうすればよいのでしょうか。どのように目標を設定すればよいのでしょうか。以前、紹介した「宮プー」はそのような状態から今は外泊までできるほどに回復しました。
リハビリには目標が必要です。自分の力で食べたい、飲み込みたい、座りたい、車椅子に乗りたい、外に出たい、歩きたい、話したい。小さな目標を大変な努力をして成し遂げるその向こうにある目標は職場に復帰したいという目標です。人は仕事から離れては生きてゆけない生き物のようです。そして、仕事とは常に、期限付きの高い目標が当たり前にセットされているのです。

目標があると人は頑張れます。その目標も本当に成し遂げたい目標ならなおさら人は成長します。

No.660  目標の効用-2011.5.6.pdf

 

目加田博史

最終更新日 ( 2011/10/06 Thursday 15:20:45 JST )
 
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