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織り成す経営~中小企業の風土改革-2011.2.25 プリント メール
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2011/02/25 Friday 10:08:58 JST

【織り成す経営~中小企業の風土改革】-2011.2.25

第4号 「危機に瀕して、必要なもの・・・それは将の思考と行動!」

宮崎県は今、呪われているのかもしれない。昨年の口蹄疫ショックが冷めやらぬうちに、鳥インフルエンザが発症し、1月26日には新燃岳の爆発的噴火が起きた。

 私は噴火が起きた際、客人を見送るため、約80キロ近く離れた宮崎空港にいた。夕方だったが、西の空が不思議な夕焼けと厚い雲を呼んでいた。鹿児島市に20年前に住み、桜島の火山灰の大変さを知っていたが、よもや世界一暮らしやすい宮崎市でこんな災害が来るとは思ってもいなかった。

・・・・・続く

 

第4号 「危機に瀕して、必要なもの・・・それは将の思考と行動!」

宮崎県は今、呪われているのかもしれない。昨年の口蹄疫ショックが冷めやらぬうちに、鳥インフルエンザが発症し、1月26日には新燃岳の爆発的噴火が起きた。

 私は噴火が起きた際、客人を見送るため、約80キロ近く離れた宮崎空港にいた。夕方だったが、西の空が不思議な夕焼けと厚い雲を呼んでいた。鹿児島市に20年前に住み、桜島の火山灰の大変さを知っていたが、よもや世界一暮らしやすい宮崎市でこんな災害が来るとは思ってもいなかった。

 ただ、読者の方には“みやざき県民は頑張っている”とくれぐれも申し上げたい。
だからこそ、こんな時にはみやざきに遊びに来て頂きたいし、みやざきの産品を手に取り応援して頂きたいと、真に願っている。
 さて、この新燃岳噴火の宮崎県のふもとの町に宮崎県高原町という人口と牛の飼育数が同じぐらいと言われる中山間地の町がある。

 この宮崎県高原町は、”日本で最も美しい村連合”(※1)に選ばれている天孫降臨の町。
 そこに、新燃岳噴火により、”避難勧告”を受け、一時休業に追い込まれた高原町花堂集落の農産物直売所”杜の穂倉”(※2)がある。

※1;NPO法人日本で一番美しい村連合”高原町” http://www.utsukushii-mura.jp/takaharu-index
※2;農事組合法人はなどうの農産物直売所”杜の穂倉” http://www.chusankan.net/blog/jimu/archives/2010/07/post

 なにしろ59坪の売場面積で月商1000万円(坪売200万円)の優秀な農産物直売所が、天変地異でいっぺんに休業に追い込まれる切なさや虚しさは、どなたにでも推察できるだろう。
 この農事組合法人はなどうの黒木代表には、ひょんなことから、貴重なご縁を頂いた。この黒木代表のご自宅も避難勧告地区にある。
さすがに、私も被災される状況を察し、かける言葉をなくしていた。
しかし、ある時、“何かして差し上げなければ”と思い切って、お見舞いの電話をかけた。

 すると、意外な言葉、要請が・・・。
“谷口さん、ありがとう!でも今、宮崎の有名スーパーが全店を上げて、臨時売場を常設してくれ、そこに、直売所の商品や職員を出して、頑張っているよ。それに、米粉を使った農商工連携の新商品をそのスーパーの社長様と考えているんだ。協力して。大変だけど、立ち止まってはいられない”と威勢よく、語りかけられた。

会社が危機に陥った時、働く人は誰を見つめるのか?言うまでもなく、経営トップであり、リーダーだろう。
リーダーは道を示し、勇気を与えなければならないのだと改めて、痛感した。危機に瀕して、必要なもの・・・それは将の思考と行動。会社は“将の影”なのだ!
H23年2月19日現在、今だ、新燃岳のリスクは治まっていない。しかし、避難勧告は解かれた後、2月16日(水)に”杜の穂倉”は、営業を再開した。
地元のメディアがそれを報じた。お客様も待っていた。会社は、地域の雇用を守っている、維持している。会社は我が身なのだ、と痛感した。

 この“杜の穂倉”は、野菜や畜産品の品の良さは当たり前で、さらに、独自ブランド小清水米(こしみずまい、2キロ1000円)やはなどう産の大豆と麦で作った味噌、はなどう産小麦を利用し、1万食売れる黒花うどん、入手困難なミヤザキハダカ種大麦の大麦焼酎等の加工品が魅力満載だ。

リーダーは負けてなるかと、危機を乗り切ろうとする。黒木代表の元気とやる気に人が集まる。

織り成す経営・・・
黒木代表には怒られるが、黒木代表60歳を越えている。筆者、谷口はまだ49歳。

「急ぐな
先のことを心配するな
自然にまかせて処置をとれ
これでよい
喜べ」 (倫理運動家、丸山敏雄氏最後の言葉)

いつの日か、人のために、動けるリーダーでありたいと願う。

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”杜の穂倉”(農事組合法人はなどう経営)
宮崎県西諸県郡高原町大字蒲牟田788-2
Tel 0984-42-1839
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21世紀経営クラブ 株式会社オリナス    谷口行利
Homepage http://www.orinas.co.jp/
 E-mail;  

最終更新日 ( 2011/02/28 Monday 13:15:24 JST )
 
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