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92号-ISOの推進体制を見直しましょう- プリント メール
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2011/02/10 Thursday 13:51:37 JST

経営に役立つISOシリーズ 92号-ISOの推進体制を見直しましょう-

 

建設会社A社は、ISO9001の認証取得以来初めての更新審査を迎えました。審査の最終段階で管理責任者が審査を受けています。

審 査 員:
今回は更新審査で3年間の品質マネジメントシステムの充実度を確認させて頂きました。文書管理、設備の管理、購買先の管理などはシステムの充実が見られました。

続く・・・

 

                                                                 

                                                                 

 

建設会社A社は、ISO9001の認証取得以来初めての更新審査を迎えました。審査の最終段階で管理責任者が審査を受けています。

審 査 員:
今回は更新審査で3年間の品質マネジメントシステムの充実度を確認させて頂きました。文書管理、設備の管理、購買先の管理などはシステムの充実が見られました。

管理責任者:
ありがとうございます。ISO事務局を総務部の女性が担当していますが、しっかりやってくれているからだと思います。

審 査 員:
そうですね。審査のやり取りの中で、彼女がISOの規格の意図も良く理解していることが分かりました。

管理責任者:
外部のセミナーにも行かせて勉強させた成果でしょうか。

審 査 員:
しかし、営業部や工事部の部門はISOへの取り組みがもう少ししっかりやる必要がありますね。ISO事務局に任せっきりのようにも感じます。

管理責任者:
営業部や工事部は忙しいので極力、ISO事務局が行うことが良いと考えて進めてきたからだと思います。どのような問題がありましたか?

審 査 員:
営業部や工事部では、是正処置や予防処置が実施されていませんでした。クレームなどの問題は発生しているのですが、営業部がお詫びに行ったり、工事部が手直し工事を行うところまでで終わっています。ISOのシステムに則って対応が出来ていないのです。各部門の業務の中で発生した問題を規定した手順で対応するためには皆がISOを良く理解していなければなりません。また、その再発防止策の検討は1つの部門で答えが出ることは少ないはずです。複数の部門の関係者が集まって、原因分析や再発防止策を検討することで問題の全容が見えてきて、その対策も適切なものとなります。それらできていなければISOは上手く機能しません。そこが、次の御社の課題ではないでしょうか?

管理責任者:
なるほど、分かりました。この3年間で是正処置が実施されていないのは、そういう面が原因なのですね。

審 査 員:
さっきも言いましたように、文書管理、設備管理などがしっかり行われており、基礎は出来あがっています。次は、全員参画で継続的改善を進めて行って下さい。

管理責任者:
これからの3年間の方向性が見えました。ありがとうございます。

ISO事務局がしっかりと役割を果たしている企業では、ISOの運用は安定してきます。外部審査や内部監査でも不適合はめったに発生しないかも知れません。ISO認証を受けて最初の3年間はその体制でシステムを安定させていくことが良いですが、それ以降もISO事務局が頑張りすぎるとISOシステムは停滞していきます。今回はISO推進の体制の見直しについて検討します。

1.ISO3年目以降は、各部門主導のISOに移行しましょう

1回目の更新審査以降は、徐々にISO事務局の行っている業務を各部門に移管していきましょう。ISO事務局中心の運用から全社に広げていかなければ、改善活動は始まりません。ISO事務局は決められたことを遵守する機能であり、各部門の業務は会社を発展させる機能だからです。 2.部門間のコミュニケーションを行いましょう

ISO事務局と各部門との役割分担を再構築する時には、複数の担当者が協力して展開することが必要かどうかが判断基準の一つになります。以下のプロセスは継続的改善の主要な活動であり、関係者が連携して初めて効果が出せるものです。活発にミーティングを開きながら展開できる環境づくりをしましょう。

・方針・目標展開プロセス(5.4.1)・・・対策検討や実績確認は関係者が一度に会して行うことで情報の共有化と効果的な対策検討ができます。
・内部監査プロセス(8.2.2)・・・内部監査員と被監査者の両者のすそ野を広げて実施することで、ISOシステムの理解が全社的に底上げされます。
・是正処置プロセス(8.5.2)・・・原因分析は関係者が参加することで多面的な検討ができ、適切な再発防止策の立案ができます。
・予防処置プロセス(8.5.3)・・・1部門では気づいていない潜在的なリスクを他部門の視点で拾うことで、会社としては利益の損失防止につながります。
・マネジメントレビュー・プロセス(5.6)・・・管理責任者と社長だけで行うのではなく、少なくとも部門責任者が参加することで、社長と幹部の危機感や情報の共有が図れます。

2月 経営に役立つISOシリーズ 92号.pdf

最終更新日 ( 2011/10/25 Tuesday 14:42:17 JST )
 
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