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No.644 ≪決め手はヒト≫-2011.1.12 プリント メール
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2011/01/12 Wednesday 11:11:44 JST
No.644 ≪決め手はヒト≫-2011.1.12

 

顧問先企業Y社の海外研修旅行にご招待いただき参加してきました。今回のグァムは初めての訪問でとても楽しみでした。横井庄一さんが28年間終戦を知らずに一人で戦っておられた島として有名です。米軍海兵隊の移転候補先としても関心があり、一度は訪れたいと思っていた矢先の旅行でしたので、とてもうれしかったです。
Y社の社長との出会いは10年前にさかのぼりますが、社長は一貫して「ヒト」との出会いを大切にし、「ヒト」を活かすことに細心の注意を払い、「ヒト」の成長のためには財布のひもの許す限りのことをしてこられました。それは、今は優秀な応募者から採用者を絞るのに困るほどの人気企業ですが、かっては「ヒト」が集まらず、たとえ集まっても使い道に困るほどの「ヒト」だったり、「ヒト」に恵まれなかった時代が長かったことから学んだ教訓です。

 海外研修旅行は今年で18年目、その間、業績的にとても旅行どころではない時期も多々あったようですが、そういう時だからこそ、周囲の厳しい反対を押し切って継続してこられたそうです。私が社長と出会ってからでも、今年はやめた方が良いのではないかと思えるときが何度かありました。そのたびに意見が衝突しましたが、社長は「ヨソと同じことをやっていては中小企業は生き残ってゆけない。うちの社員はこういうときこそ発奮して業績をあげてくれます。社員の力を信じてやってください」と熱っぽく語られました。そして、社員は社長の思いを意気に感じて八面六臂の大活躍で、その後の業績の改善は目を見張るものがありました。

最初にご招待を受けたのは10年前のオーストラリア旅行で、とてもユニークで大胆な発想が印象的でした。一般的にはリスク分散のために何班かに分かれて旅行するのが通例ですが、Y社は社長以下、翌年の入社予定者に至るまで全員一緒に行きます。それも、7月の平日にまたがる長期間でした。得意先に十分根回しをしているとはいうものの、仕事の方は大丈夫だろうかと本気で心配しました。
リスク分散の考えは無いのかと社長に話した時、「そんなことを考えてやるなら、やらないほうがよい。日頃は仕事で喧々諤々やっていても旅行に行くとわいわい楽しくやっています。そんな仲間と一緒に行くから楽しいじゃないですか」と言われた。言外に「私たちは死ぬ時も一緒です。そんな仲間と仕事がしたいのです」という思いが聞こえてきます。

社長は「ヒト」を喜ばすのが本当に大好きで、喜ぶ顔を見るのが生きがいのような人です。率先して企画や運営に関わります。
日頃の社長の口癖は「私を本当にわかって欲しい人とわかってくれる人には、とことん付き合う」ことで、それを実践されています。さまざまな理由で会社を離れても、旅行やイベントに招待して関係を継続されています。その人たちの顔ぶれを見ていると、本当の意味で信頼関係が出来上がっている人たちです。そこにはルールでは規定できない判断基準があります。研修旅行ですから社員は当然参加義務がありますが、個人の意思は尊重しています。しかし、社長の思いは、商品を販売したり、製造したりする以上に大事な仕事という認識で、同じ場と時間を共有する事で、その後のモチベーションを変えるのが目的ですから、皆に参加してほしい、その思いをわかってくれない社員の存在は残念でならない事でしょう。
上場企業では絶対にできないし、社内の信頼関係や一体感のない会社では難しいことです。これから生き残る中小企業の一つの解答を見た思いです。チーム一丸となって、モチベーションを高めて、苦境や逆境に打ち勝つパワーを充電する事が大事だと思いました。

No.644  決め手はヒト-2011.1.12.pdf

最終更新日 ( 2011/10/06 Thursday 10:34:08 JST )
 
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