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No.637 ≪使命に生きる≫-2010.11.25 プリント メール
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2010/11/25 Thursday 10:15:14 JST
No.637 ≪使命に生きる≫-2010.11.25

 

茶道を習い始めて1年余りになる。月に一度の2時間足らずの練習で、なかなか身につかないが、少しづつではあるが前進しているように思う。
先生は「一旦間違ったやり方を覚えてしまうと治せないので、焦らなくてよいので基本所作を正しくしっかりと身につけてほしい」といわれる。この言葉に助けられて、ずいぶんと楽になっている。そう言われればなおさら稽古の時は集中して取り組まねばという思いが出てくるから不思議なのものである。

1120日(土)~21日(日)の2日間、沖縄で「第12回 鹿児島・奄美・沖縄 和合の茶会」が催された。15代裏千家家元の千玄室大宗匠が直々のお点前を披露していただける絶好の機会だというので、茶道の先生から誘われて参加してきた。
茶道の世界では、入門して1年程度の初心者が、雲の上の存在である家元にお会いすることはまずない。経済界の関係者と言うことでやっとお会いできる機会ができた。初めてお会いして、深く感動した。何と大きな方かと圧倒された。そして優しい。握手した手はとても力強く、しかも温かい。慈愛に満ちたまなざしをして、気さくに声をかけていただいた。

配布されたパンフレットには講演録が印刷されていた。
それによると、千玄室氏は65年前、第二次世界大戦の終戦間際、神風特攻隊の一員として鹿児島の鹿屋空軍基地に所属し、特攻命令が下るまで激しい過酷な訓練を積んでいたそうだ。その間、特攻仲間からお茶を所望されて、お点前した。その鮮やかな緑色のお茶を飲んで、敵艦に体当たりして海の藻屑と消えて行く仲間を見送った。結果的に、千玄室氏の特攻命令が下る前に終戦となり、命拾いをされた。その後は死んでいった仲間のためにも戦争を回避し、世界平和につながる茶道の心を普及させるために、世界中どこにでも出かけて、その使命に命をかけておられる。87歳の御高齢にもかかわらず、背筋がピンと伸びて、矍鑠としておられる。そのオーラは周囲を圧倒する。
茶道の創始者である千利休翁は70歳で時の権力者、豊臣秀吉により理不尽な理由で切腹を命じられた。助命嘆願することなく死んでいった利休翁に見習っておられるのか、70歳で家元を譲り、いまは国連の親善大使として世界中を飛び回っておられる。翌日は沖縄・糸満市の摩文仁の丘にある平和記念堂で献茶式があった。その堂々たる所作は今でもしっかりと私の頭にこびりついている。使命に裏打ちされた人は強い。

No.637  使命に生きる-2010.11.25.pdf

最終更新日 ( 2011/10/06 Thursday 10:25:30 JST )
 
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