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No.385【ラーメン店に学ぶ「貧すれば鈍す」】-2005.12.14
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2010/10/27 Wednesday 12:21:24 JST
No.633 ≪伸びる人は謙虚さがちがう≫-2010.10.27

 

週末を利用してピーター・ドラッカーの教え子、ジェームズ・コリンズ氏の「ビジョナリーカンパニー③衰退の5段階」(日経BP社刊)を読んでいる。

業界に君臨した企業がなぜ衰退するのか、成長していること自体が衰退であるなら、その前兆や現象はどのようなプロセスを取るのかを具体的に研究した名著である。その本の中で、世界最大の小売業ウォルマートの創業者であるサム・ウォルトンの人柄を彷彿とさせる逸話が紹介されている。P77P781980年代後半、ブラジルの投資家グループが南アメリカのディスカウント・チェーンを買収した。買収した後、ディスカウント・チェーンについてもっと学ぶ方がいいと考え、アメリカの小売企業10社のCEOに手紙を書き、新しい会社を上手く経営する方法を学びたいので面会してほしいと依頼した。CEOはほぼ全員、以来を断るか、返事すらよこさなかったが、サム・ウォルトンだけが例外だった。

ブラジル人の一行がアーカンソー州ベントンビル空港に到着した時、親切そうな白髪の老人が近づいてきて、「何かお手伝いできることは有りますか」と尋ねた。「サム・ウォルトンを探しているのですが」「私です」と老人は答え、自分のピックアップトラックに案内した。ブラジル人の一行はウォルトンの愛犬、オールド・ロイのとなりに乗り込むことになった。その後は何日か、ウォルトンはブラジルについて、南アメリカの小売業について、その他もろもろについて一行を質問攻めにした。夕食の後、自宅のキッチンで食器を洗いながらも質問を浴びせたという。最後になって、ブラジル人の一行は気づいた。
ウォルトンは世界で初めて1兆ドル(90兆円)になっても不思議ではない企業の創立者なのだが、何よりも自分たちから学びたいのであって、教えたいとは考えていないのである」読者のみなさんはどう感じられただろうか。謙虚に学ぶ姿勢は素晴らしい。できそうでできない。
企業が成長するに従って、トップの報酬が増えるに従って、社会的地位が高くなるに従って次第に麻痺してゆく傲慢な感覚を是正してくれるのは「謙虚に学ぶ姿勢」だと思う。

No.633  伸びる人は謙虚さがちがう-2010.10.27.pdf

最終更新日 ( 2011/10/06 Thursday 10:22:09 JST )
 
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