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No.620 ≪大きな努力で小さな成果を上げる≫-2010.7.28 プリント メール
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2010/07/28 Wednesday 13:16:12 JST
No.620 ≪大きな努力で小さな成果を上げる≫-2010.7.28

 

小さな努力で大きな成果を上げることこそ近代経営の原点であり、機械化し、大量生産による生産性重視の経営の原点である。
成果が出ない事は「ムダ仕事」であり、負け戦で価値がない。成果を上げられない人も「ムダ社員」で存在を許せない。成果を上げることが善で、成果を上げる人が人材で、成果を出してくれる得意先がお客様なのである。負け組企業は淘汰される。報われるかどうかわからないことに大切な経営資源を投入しないことが優れた経営者である。

明治維新以降、先進国西欧諸国に追いつけ追い越せと、坂の上の雲を目指して、富国強兵を国是として努力してきた日本は、より大きな成果を上げるために、限られた経営資源をうまく活用してきた。戦後は富国をテーマとして、富を増やすための努力を行ってきた。努力と成長が比例していたころは何の疑問も持たずに、小さな努力で大きな成果を出せるような経営システムを構築してきた。成果をあげられないことは悪と認識してきた。しかし、オイルショック以降、努力と成長が比例しなくなり、報われなくなってきた。成果が出ない仕事をやらない、無駄なことはしない。無能な人はリストラする。ストレスが増え、荒んでゆく企業行動が社会そのものをむしばんでゆくようになった。従来の方程式が使えなくなったのである。

鍵山秀三郎氏の「大きな努力で小さな成果を」という言葉を聞いた時、頭をガツンと殴られたようなショックがあった。そんな精神論で経営ができるはずがない、というのが正直な感想だった。しかし、鍵山秀三郎氏の経営するイエローハットは着実に成長していた。有りえないことが起きていた。

それから20年、その考え方は間違っているどころか、農耕民族のDNAをもつ日本人にはなくてはならない真理だった。日本を美しくする会が主催するトイレ掃除に参加し、まずはトイレ掃除をやってみた。トイレ掃除をしたからと言って業績が上がるわけではない。しかし、何かが変わる。2時間という時間の中で、自分が担当する便器を素手で磨く。きれいにすることではない、掃除に学ぶのだ。少しきれいになるとうれしい。もうちょっと頑張ってみようと思う。すると、もっと嬉しくなる。誰が使うかわからない便器で、またすぐに汚れるだろう。その時はまた掃除すればよい。いたちごっこかもしれないけれど、心に余裕があり、自信がみなぎる。

何かをしてあげているのではなく、努力させていただいているだけで有りがたいのに、成果までいただいているとはもったいない。農業も収穫できるかできないかは半年後でないとわからないけれど、手抜きせずに一所懸命に努力して育てる。収穫できたときは最高の喜びが全身を駆け抜ける。神様に感謝してお祭りをする。喜びを表し感謝する。大きな努力で小さな成果を勝ち取る。経営もこうありたいものだ。

No.620  大きな努力で小さな成果を上げる-2010.7.28.pdf

最終更新日 ( 2011/09/29 Thursday 13:39:04 JST )
 
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