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No.613 ≪「見える化」すれば利益が生まれる≫-2010.6.9 プリント メール
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2010/06/09 Wednesday 17:05:02 JST
No.613 ≪「見える化」すれば利益が生まれる≫-2010.6.9

 

昨日、建設業CRCセミナーを開催した。CRCとはCost Revolution in Constructionの略で、建設業におけるコスト革新の意味で、メインテーマは「見える化」である。
講師は経営審査事項の改善を中心にキャッシュフロー経営の見える化の専門家である株式会社マルチメディアイクイップメントの高田守康社長とクッションゼロ(CZ)手法により原価の見える化の専門家である株式会社ハルシステム設計の安中眞介社長である。
基調講演は私が担当させていただいた。見える化しなければ、どこにどのような手を打てばよいかがわからない。

建設業は実に多くの専門工種のネットワークによってプロジェクト(建築物)を完成させるオーケストラ型のビジネスである。いかに巨大企業と言えども、全ての工種を内製化して抱えることは事実上不可能なので、協力会社の協力に依存せざるを得ない。
また、プロジェクトごとに設計と施工と監理はけん制機能が働かせるために別々の会社で行うことが多い。数億円規模のプロジェクトになると、関係する延べ人員は数千人以上になってくる。一人の動きの無駄がとんでもないコストとなって跳ね返ってくるのだが、厄介なことに、この無駄が見えない重層的な構造を持つ、極めて複雑な組織体である。営業と積算と工事は互いに利益相反することが多く、分厚い図面を読み込むには集中力が必要で、数日間の時間が必要であるが、読みこまないことにはチェックもできない。
もしものことを考えて、各工種ごとに、それぞれの会社の代理人が余裕という名のフカシ、極論すれば無駄という埋蔵金を持っている。その埋蔵金は積算や実行予算のもとになる見積書の中に含まれている。どの程度含まれているかが、見積書を作成した当人さえわかっていない場合がざらにある。
設計事務所が作成する設計図書にミスがないとは言えないし、施工会社がその図面から積算する時に拾い漏れやミスは、大小含めて驚くほどの高い確率で発生している。
そのような苦い経験をもとに余裕を見た見積書が各社から上がってきて、それを合計したのが見積書となる。お客様の予算を考えて、そこからどの程度値引きして提出するか営業の勘の見せ所になる。このような旧態依然とした建設業のやり方では、今日の激しい現在においては致命傷となる。そこで、見える化が必要になってくる。具体的にどのように見える化するかを提案したのがCRCセミナーである。おかげさまで、高い評価をいただいて終了した。

No.613  「見える化」すれば利益が生まれる-2010.6.9.pdf

最終更新日 ( 2011/09/29 Thursday 11:40:02 JST )
 
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