No.609 ≪支払の良い会社には良いことがある≫-2010.5.12 |
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2010/05/12 Wednesday 14:25:00 JST | |
No.609 ≪支払の良い会社には良いことがある≫-2010.5.12
長いゴールデンウィークも終わり、やっと仕事モードに戻られたのではないだろうか。2週間ぶりのメルマガをお届けします。長いゴールデンウィークも終わり、やっと仕事モードに戻られたのではないだろうか。ある日、倫理法人会の日めくりを見ていると、「喜んで出す金銭は仲間を連れて戻ってくる」という標語がのっていた。まさにその通り!と叫びたいぐらい、当を得ていると思った。イトーヨーカドー創業者の伊藤雅俊氏が母上の口癖として忠実に守った習慣のなかに、支払態度がある。 私たちは仕入先様が売っていただくので商いができる。その大切な支払先様との約束を守るのは当然で、感謝の念をあらわす意味でも、支払日の前の日に代金を風呂敷に入れて持参するぐらいの気持ちが必要だという内容だったと思う。ここに、2つの意味がある。一つは支払がきれいな事。喜んで払うお金はうれしいからニコニコしている。 喜ばれたいと思っているお金はニコニコしているお金に近づいて一緒になりたいと思う。だから仲間を連れて戻ってくる。いやいや払う金は嫌われているからだれも疫病神に近づきたくないので避けてゆく。お金もまた然りでどんどん逃げてゆく。 日めくりに乗っていた「喜んで出す金銭は仲間を連れて戻ってくる」という現象が起きて、そのような人のところにお金が集まるのである。もうひとつの意味は、お金そのものを大切にする。お札はアイロンをかけてしわを伸ばして、財布に入れるときは表うらや向きをちゃんと整える。裸で扱わずに、封筒や半紙を敷いてお金自体を大切にする。だれしも大切に扱われるとうれしいから、喜ぶ。大切にしてくれる人のところにお金が集まるのである。 きちんと支払い、お金を大切にするので、当然、回収もきちんとする。決して端数切りやディスカウントをしない。期日までに予定通りの金額をいただくように工夫する。 事前に電話したり、入金すればお礼を言ったり、お客様の支払癖をつけさせるのは販売者の使命でもある。 |
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最終更新日 ( 2011/09/29 Thursday 11:36:45 JST ) |