トピックス
No.404【感動的なサービスとクレームにしたいサービス】-2006.5.3
更に読む...
 
Home arrow FAX情報 arrow No.590~619 arrow No.602 ≪バカの効用≫-2010.3.17
No.602 ≪バカの効用≫-2010.3.17 プリント メール
ユーザ評価: / 0
悪い良い 
2010/03/17 Wednesday 10:43:10 JST
No.602 ≪バカの効用≫-2010.3.17

 

害虫の顔を虫眼鏡でしげしげと見つめ、「あんまり葉っぱを食うんでないよ」…段ボール紙に男が書いた虫たちへの警告の看板…「虫たちへの警告!これ以上、畑に侵入すると、強力な農薬を使用する!」どう考えても普通ではない。(石川拓治著、幻冬舎刊「奇跡のリンゴ」より抜粋) この男は、青森県を代表する歴史的で偉大なバカ木村秋則氏である。リンゴを無農薬、無肥料で栽培し、糖度の高いおいしいリンゴをつくる事に成功した方である。
詳しい事は本を読んでいただきたいが、不可能と言われた事業に普通の一農民が挑戦し、実現した記録を読むと、人間の可能性は無限である事を感じざるを得ない。通常、リンゴができるまでには13
回近くの農薬散布が義務付けられているそうである。それほど、害虫や病気が多いという事である。
日本だけでなく世界中がそういう状態だそうだ。その果実を我々が日常の生活で摂取しているのであるから多少なりとも健康に影響があるのは間違いないだろう。木村氏が無謀とも思える無農薬無肥料栽培を村八分覚悟の上で始めたのにはわけがある。奥様が農薬散布の後はしばらく寝込むぐらい体に影響を受け、これを毎年毎年続けるのはかわいそうだという思いからで、科学的な根拠や革新的な農法を発見したからではない。なんとか、無農薬でできないか。はじめは数本の木で実験したそうだが、当然のごとく虫の餌食になりかれてしまった。普通はここで諦めるものだが、木村氏は諦めなかった。生活は貧乏のどんぞこで、子供の給食代も払えない状態が続き、冬は出稼ぎをして資金を蓄え、春にはまた貧乏になるという暮らしを8
年続け、もう駄目だと覚悟し、一人死ぬために山奥に入っていった。首をつろうとした枝が折れて、転げ落ちたところにリンゴの木がたわわに実っているのを発見した。
なぜ山奥に、誰も手入れしていないのに、農薬も散布していないのにリンゴがなっているのか。「これだ」と気づいてから無農薬無肥料栽培の実現は早かった。

村氏が全てに失望して自殺を考えた若者に語った言葉がある。
「とにかく、良く思いなおして良かったねえといったかな。それから、バカになればいいんだよと言いました。バカになるって、やってみればわかると思うけど、そんなに簡単なことではないんだよ。だけどさ、死ぬくらいなら、その前に一回はバカになってみたらいい。同じ事を考えた先輩として一つだけわかった事がある。一つのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合うことができるんだよ」
はたして私たちは木村秋則氏のような努力ができているであろうか。バカの一念で突破しようと思っているだろうか。今一度、バカになってみようではないか。

No.602  バカの効用-2010.3.17.pdf

最終更新日 ( 2011/09/29 Thursday 11:08:25 JST )
 
(C)2005 建設業経営コンサルタント 目加田経営事務所 組織活性化、売上げ向上、コストダウン、ISO取得支援、ビジョン策定のお手伝い 沖縄 大阪 京都. Powered by Mambo. Designed by MamboTheme - Mambo professional templates!

Parse error: syntax error, unexpected $end in /home/m2o/www/administrator/components/com_bbclone/var/access.php on line 418