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No.384【活気に湧くロンドン】-2005.12.7
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地方中小企業再生!≪第18号≫~あなたの会社の経営力は大丈夫ですか? プリント メール
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2010/01/29 Friday 17:54:34 JST
地方中小企業再生!≪第18号≫~あなたの会社の経営力は大丈夫ですか?

 

前回迄のあらすじ
池瑠社長、取締役、幹部、従業員が揃う全体会議にて、池瑠社長からの株式会社イケルの経営再生計画への取り組み、池瑠社長が経営責任を取り、出処進退を示すとともに、池瑠幸一課長を社長とする新人事と経営改革の方向が全社員の前で発表された。
事業再生の局面においては、財務諸表の再生だけでなく、従業員の気持ちの再生が必要だ。仮に、トップダウンで再生計画を合意に持ち込んでも、実行し、結果を出すのは、現場であり、従業員だからだ!

 

~池瑠社長、取締役、幹部、従業員が揃う全体会議にて~

(経営コンサルタント 谷氏)
今の池瑠社長や新社長になる池溜幸一課長からのお話を聴かれて、従業員の皆さんは如何ですか?従業員の皆さんの協力があれば、株式会社イケルの再生は可能です。しかし、トップが変わっても、信用や業績を作るのは、現場です。ぜひ、発言をして下さい。

~一同、うなずく~

(社員;宮崎)
はい!宮崎です。僕は初めてと言っていいくらい、会社の窮状を直接説明して頂いて、ある意味、嬉しいです。これまでは、“売上が足りない。お客様とのコミュニケーションを徹底しなさい”とか、“会社が指示をするから、とにかく、迷いなく動けばいい”といった類の檄ばかり。我々の声を発しようにも、そんな雰囲気じゃなかったんです。

(社員;神宮)
そうですね。やっぱり、カリスマ性のある社長に、すべて決めて頂いていたというか、反論・異論も言えませんでしたから、“ゆでがえる”のように、“社長が、なんとかされるだろう”という気持ちが現場にあったように思います。

(経営コンサルタント 谷氏)
なるほど、考えて行動することが鈍っていたということですね。会社の組織運営~特に再生の局面では、財務諸表の再生ばかりがクローズアップされますが、実は、従業員の皆さんの気持ちの再生が一番です。“我々の会社のために、一緒に考えて動かないといけない!”という気づきですね。一緒にやりましょう!
池溜社長そして池瑠課長、そうですよね?

(経営者 池溜氏)
えぇ、もちろん!

(中堅幹部・後継者 池溜幸一課長)
皆さん、ありがとう!まだまだ、足りないことばかりですが、皆さんやお客様、お取引各社のためにも株式会社イケルをしっかり再生したいと思います。ぜひ、協力して下さい。では、全体会議を終わります。

 ~一同、拍手~

(経営コンサルタント 谷氏)
池瑠社長、池瑠課長、お疲れ様でした!再生局面では人心掌握が非常に大事です。ましてや、企業の承継もありますからね。お二人の従業員に接する真摯な姿勢は良かったと思います。

(経営者 池溜氏)
恐縮です。

(経営コンサルタント 谷氏)
池瑠課長は今後、新社長として、会社のコミュニケーションパイプで情報の齟齬(そご)がない、例えば、パソコンとインターネットを使ったグループウェアは是非活用して下さい。そして、経営管理の見える化、です。

(中堅幹部・後継者 池溜幸一課長)
心得ました。いろいろご指導下さい。

(経営コンサルタント 谷氏)
池瑠社長、これで社内はOKですね。じゃあ、以前、お願いしていた不動産の買付け証明書とメイン銀行への中間説明の件は如何ですか?例の会社の遊休不動産55,000千円(含み益25,000千円含む)と社長個人の所有不動産が30,000千円(含み益0千円)の任意売却の件です。

(経営者 池溜氏)
はい、不動産の買付証明書は依頼していた不動産会社を通じて、1週間後にもらえると思います。概ね予定している金額です。
それから、メイン銀行の置家(おけ)支店長と槍増(やります)さんもお訪ねして、谷先生と取締役を交えた協議の結果を説明して、“本部と前向きに協議できると思います。頑張って下さい”とご回答頂きました。

(経営コンサルタント 谷氏)
そうでしたか!それはお疲れ様でした。メイン銀行さんが支援姿勢を明確にし、不動産の買付け証明書があれば、他行も交えた協議は乗り切れるでしょう。では、池瑠課長、そのあたりを含めて、再生支援協議会での金融機関との協議資料を最終まとめておいてください。
      
                             (続く)

【まとめ】経営の継続には、経営者の考えを働く人の真の協力を得ることが肝要②!

1.財務諸表中心の再生ではうまくいかないことが多い。
  つまり、損益計算書に現れるビジネスモデルの改革とそれを実行する
  従業員の気持ちの再生が必要だ。
2.経営は“トップの考えている事を社員の協力を通じて実現する”事だ。
  つまり、再生という厳しい局面に経営参画し、お客様の信頼と業績を
  獲得し、
会社を立て直すための一体感を生み出すのは、最終的には
  トップと幹部・従業員の間の信頼感の醸成に尽きる。

 

 

最終更新日 ( 2010/01/29 Friday 18:06:55 JST )
 
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