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No.388【2006年は勝負の年】-2006.1.11

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No.595 ≪戦国時代に学ぶ経営≫-2010.1.27 プリント メール
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2010/01/27 Wednesday 10:04:05 JST
No.595 ≪戦国時代に学ぶ経営≫-2010.1.27

 

「風林火山」でおなじみの武田信玄のことが、ANAの12月機内誌に関谷剛氏が書いておられた。数かずの有名な名言を残した武将としても有名で、戦国時代におけるなかなかの名経営者といえる。「疾きこと風の如く、徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如く、知り難きこと陰の如く、動くこと雷霆(らいてい:激しい雷)の如し」の頭文字で「風林火山」となった。また、「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」と言う名言も経営にそのまま生かせる素晴らしい考え方である。さらに、「城にこもって運が開けた例がない、大きな城を築いて入るほどに家臣がいるなら国境で合戦すればよい。大将は士を崇敬し、法度・軍法を定め、戦をすることが毎日の作事である。心で普請することは、城を普請することよりも大きな作事なり」と言って、大きな城に投資しなかったそうである。

経営資源の中で「ヒト」を大切にし、「ヒト」を生かすことで最強の攻撃力と防衛力を構築したといえる。ならば、なぜ、武田家は滅びたのか。という疑問が生じる。その子、武田勝頼が信玄とは異なった考え方で、長篠の戦で織田・徳川連合軍に敗れ、守りを強化するために強大な城を新築した。当然、敗戦による財政事情は悪化しているし、人心も荒れている中での強行なので、反発も大きい。人の訓練より、設備投資に経営資源を重点投資したともいえる。その結果、求心力を亡くし、部下の離反を促進し、一枚岩にならねばならない時に分散化を促進したのである。
結局、戦国時代を生き抜いたのは、人たらしと言われた豊臣秀吉であり、その後に出てきた人を信じた忍耐の人「徳川家康」である。力と技術と技量で勝った武将はことごとく歴史から消えて行った。2010年は武器を持たない戦であり、血が出ない戦である。そういう意味では戦国時代とよく似ている。

設備投資に依存することなく、ヒト育てとモノ選びとカネ使いを駆使して戦国時代を生き抜こう。基本はやはり、人である。一致団結し、ベクトルを合わすことを最優先しましょう。

No.595  戦国時代に学ぶ経営-2010.1.27.pdf

最終更新日 ( 2011/09/26 Monday 15:01:56 JST )
 
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