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No.590 ≪ダム経営≫-2009.12.16 プリント メール
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2009/12/16 Wednesday 09:47:12 JST
No.590 ≪ダム経営≫-2009.12.16

 

2010年の経営戦略の方向は、松下幸之助氏が1965年に提唱した経営手法「ダム経営」を提案したい。
「ダム経営とは、最初から一定の余裕をもった経営のあり方であり、あたかもダムに入れた水を必要に応じて徐々に流していくように、たとえば、需要に変動があった場合、品物が足りなくなったり、余り過ぎたりしないように、余裕設備を動かしたり、休ませたりして、安定的な経営を進めるというもの。それは設備だけではなく、資金、人材、在庫についても同様である。その中で、(松下幸之助)会長は『ダム経営は実行しがたいことに思えるが、お互いに適正利潤を確保しつつ安定経営を行って、社会の発展に寄与していくことが必要である。そのためには、これを断固としてやっていかねばならない』と提唱した。」ttp://panasonic.co.jp/history/person/122.html

松下幸之助氏もそれが困難な戦略で有ることは十分承知していたし、実現に時間がかかるであろうこともわかっていたであろう。しかし、そこに突き進んだのは、企業の存続こそが社会と社員と顧客のために必要なことだと確信していたからだ。同じ年に、松下電器は週休5日制も導入している。

ダム化の手順は、
1.まずは受注残を増やす→2.不要不急の経費や投資を減らす→3.低利借入できる場合は借り入れて、他行に預けて現金を確保する→4.仕事の仕方を見直し、予定工数の10%天引を実施する→5.道具・工具・手法を改良する→6.社員の能力が高まるので少人数化と多能工化を推進する→7.優秀な社員を長期的な事業に投資する→8.新たな事業を模索し、投資する という順番です。
そのスタートは、今やっている仕事の棚卸にある。業務の50%は不要と思って間違いない。つまり、生産性は2倍になるということである。 それは、工程の無駄であったり、道具の無駄であったり、作業の無駄であったり、材料の無駄であったり、情報共有できていない無駄であったり、教えない無駄であったり、学ばない無駄であったりするのである。これを徹底的に見える化してゆくことにより、驚くほど時間にゆとりができる。その時間×2000円が埋蔵金ともいえる利益である。 今やっている仕事は誰の笑顔と「ありがとう」を得るために必要なのか、やり方はこれで良いのか、今使っているお金は誰の笑顔と「ありがとう」を得る上に必要なのか。今日やるべきことと今日でなくてもよいことを峻別して、今日やるべき仕事は何としても今日中に片づける。 そして、早く終われば、終わった分だけインセンティブをつけて無駄を排除する。このようにして生まれた余裕時間を2~3年後に実現したい仕事の投資に充てるのである。今日の貯蓄が数年後の満期を迎えるように工夫するのである。
来年はダム経営を考えませんか。

No.590  ダム経営-2009.12.16.pdf

最終更新日 ( 2011/09/26 Monday 14:55:54 JST )
 
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