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No.582 ≪建設業は第二成長期に入った≫-2009.10.21 プリント メール
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2009/10/21 Wednesday 13:36:45 JST
No.582 ≪建設業は第二成長期に入った≫-2009.10.21

 

デフレによる市場の縮小と政権交代による発注構造の変化が相まって、建設業を取り巻く環境は激烈を極めている。赤字確実の工事を受注しないと仕事がない。一時的な資金繰り対策の受注と知りながらも受注せざるを得ない。
いくら受注しても、本業で利益が出ないようでは未来は明るくないし、悲惨な結末しか待っていないことは言われなくてもわかっているが、止まるわけにもいかない。と、思っている経営者の方や建設業関係者が多いのではないだろうか。

私は逆に、今までのような甘い汁が吸えた時代が終わったからこそ、建設業は成長期に入ったと考えている。私がそう考える理由の一端を紹介すると次のとおりである。

  1. いまどき、工程を人工で計算する業界はない。つまり、荒っぽく、雑なので工程の中に利益の山が眠っている。最低でも時間だが情報化社会の現代では秒が標準単位であるから、単位を改善し、無駄を省けば利益は今より30%以上アップは可能である。
  2. いまどき、工種毎に見積りを分業して成り立っている業界はない。スーパーに行けばワンストップショッピングできるのに、わざわざ魚屋、八百屋、肉屋、容器屋、道具屋と買い回り、しかも配達までさせて成り立っているのだからすごい。まとめ買いをして、集荷に行けば最低でも20%以上の利益が生まれる。
  3. いまどき、締め後60日支払、90日手形が通用している業界はない。現金販売のインターネット通販は前金でも、あれだけ伸びている。利幅ではなく回転利益を求めてゆけば資金からも利益が生まれる。


建設業は協力業者からの見積りを積算して原価とみているから、原価が全く見えていないのと同じである。
一次協力業者は二次協力業者から見積りをとって積算している。
二次協力業者は三次協力業者から見積りして積算している。
三次協力業者は四次協力業者から見積りして積算している。
各段階で利益を見て、リスクを見て、営業経費をかけているわけだから高くなるのは当たり前だ。
いくら面倒くさくても常雇用の直用体制に持って行き、技能訓練を施し、現場で使う工具や道具を改善し、必要なら設備を導入し、人間の関わる時間を減らし、時間生産性を上げることである。これができた企業がこれからの普通の会社になってゆく。

No.582  建設業は第二成長期に入った-2009.10.21.pdf

最終更新日 ( 2011/09/26 Monday 14:42:43 JST )
 
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