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No.381【「人はコストではなく資源だ」】-2005.11.16
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31号-内部監査のプログラム・計画の立て方- プリント メール
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2006/03/31 Friday 14:09:29 JST
31号-内部監査のプログラム・計画の立て方-

 

ある企業の更新審査(3年毎に行う登録を継続することができるかを判定する審査)の場面です。審査員は管理責任者に対して内部監査の実施状況のインタビューを実施しています。

審査員:先ずは、内部監査の計画の作成についてお聞きします。直近に行われた内部監査の計画を見せて下さい。

管理責任者これです。昨年の11月に内部監査を実施したのですが、計画は10月に作成しました。

審査員:この時の内部監査は、どのような目的で実施しましたか?

管理責任者いつもの通りですよ。決められた通り業務が実施できているかを確認するために実施しました。

審査員:不適合や観察事項などの指摘事項はありましたか?

管理責任者特にありませんでした。忙しい中で、実施していますから短時間ではなかなか問題も発見できないのですよ。

審査員:それでは、過去3年間の内部監査の計画を見せて下さい。
管理責任者これです。

審査員:年間の計画を見ていると、監査の内容や項目は毎年同じですね。昨年11月に実施した内部監査で指摘事項が発見されていませんし、皆さん忙しい中で内部監査を実施して「成果」がなくては何のためにやっているか分からなくなってしまいます。計画の立て方を一度検討してみてください。

管理責任者分かりました。

記は内部監査を実施しているけれど、上手く機能していない事例です。このままのやり方を続けていると継続的改善は進まず、社内のISOに対する不満だけが高まっていくことが予想されます。この状態を改善していくためには、先ず内部監査の計画の立て方を改善していくことがポイントです。ISOの規格8.2.2にも、次のように規定されています。

ISO9001規格 8.2.2

「組織は、監査の対象となるプロセス及び領域の状態と重要性、並びにこれまでの監査結果を考慮して、監査プログラムを策定すること」

提案1 

3年サイクルの監査プログラムを策定しましょう

  内部監査は各社とも忙しい中で、人的資源を投入して実施しなければなりません。監査対象部門ごとに対応する規格の重要性は変わりますから、それを反映させていくべきです。関係する規格項目を1回の内部監査で全部実施する必要はないでしょう。審査機関の登録(更新審査)は3年サイクルで実施されますから、各企業でも3年計画で実施することを提案します。

<営業部の内部監査プログラム例>

iso31.gif
提案2
 

監査目的を明確にしましょう
  運用期間が長い企業では、目的が不明確だと内部監査がマンネリになり、効果が出ません。毎回の内部監査の目的を、社長、管理責任者、幹部で検討して、内部監査員に指示を出していきましょう。

 <内部監査の目的の例>

□コスト削減につながる改善点を発見する
□人材のレベルアップのためのポイントを見つける
□前回の内部監査の指摘事項の改善策の定着状況を確認する

 

最終更新日 ( 2006/05/17 Wednesday 12:29:04 JST )
 
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