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No.388【2006年は勝負の年】-2006.1.11

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No.578 ≪『忙しい』とは無能の証明≫-2009.9.24 プリント メール
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2009/09/24 Thursday 10:58:21 JST
No.578 ≪『忙しい』とは無能の証明≫-2009.9.24

 

江戸末期の幕府の大学である昌平坂学問所の塾頭で明治維新の志士を多く育てた佐藤一斎という学者をご存知の方は多いだろう。麻生首相や吉田茂首相の先祖にあたり、小泉総理が国会答弁で佐藤一斎の1133条からなる言志四録の次の一節を使ったことでも脚光を浴びた。
「小にして学べば即ち壮にして成すことあり、壮にして学べば即ち老いて衰えず、老にして学べば即ち死して朽ちず」

佐藤一斎の門下生には佐久間象山がおり、その門下生には吉田松陰、坂本竜馬、勝海舟、小林虎三郎がおり、吉田松陰の門下生には高杉晋作、伊藤博文、木戸孝允、山県有朋といった明治政府の重鎮がいた。また、明治政府の初期に重鎮であった西郷隆盛は塾生ではないが、言志四録を愛読し、その中から101条を抜き出し、自らの戒めとして「南州手抄条項」にまとめている。
このように日本の夜明けに大きな影響力をもった佐藤一斎の著述の中に17カ条からなる「重職心得箇条」というのがある。
これを安岡正篤氏がわかりやすく解説しているので、経営者や指導者の方はぜひ一読してほしい。その中の8条に重職にあるものは仕事が忙しいと口にしてはならない恥ずかしいことだという戒めがある。
要約すると、「指導者たるものは、忙しい忙しいと言ってはならない。なぜなら、余裕がなければ、小さなことばかり気になって本当に大事なことを見逃しがちだからだ。指導者でありながら、部下に任せるべき小さな仕事にまで手を出し、口を出してしまうから、部下が下手なことをやって責任を持たされてはかなわん、叱られては大変だ、なるべく指導者任せにしようということになって、仕事が多くなり忙しくなるわけだ。だから、忙しいというのは私は無能者ですと自分で言っているようなものだから、決していってはならない言葉だ」というような意味です。胸に手を当ててみると、思い当たる節があるのではないですか。人を使う順番は、「使用する」→「任用する」→「信用する」の順番で、任用し、信用しなければ人は育たないし、あれこれ叱り飛ばして、小さな事まで口出ししていては、誰もいなくなってしまうものだ。いくら一所懸命にやっても、後で手出し、口出しされるのがわかっているから、適当にやろうという風になってしまい、結局自分でやらざるを得なくなり、忙しくなるという論理を再度認識してみようではないか。

No.578  『忙しい』とは無能の証明-2009.9.24.pdf

最終更新日 ( 2011/09/22 Thursday 14:51:06 JST )
 
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