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No.570 ≪会社の目的は存続すること≫-2009.7.29 プリント メール
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2009/07/29 Wednesday 10:23:53 JST
No.570 ≪会社の目的は存続すること≫-2009.7.29

 

日本三大祭りのひとつである京都の祇園祭巡行を老舗企業の座敷にご招待いただき見学した。昨年に引き続き2回目であるが、何度見ても素晴らしい。鉾や山が目の前を通るたびに感動が鳥肌を立てて通り過ぎてゆく。3トン近くある鉾を50名近い人がひっぱり、鉾の上には笛や鐘の御はやしが50名近く乗り込み、京都の都大路を巡行する。
一年の内で最大の楽しみの祭りを1000年以上続けるには、その資金を提供する老舗が元気でないと難しい。祇園祭は869年に疫病が流行した際に厄災を鎮めるために祈ったのが起源とされ、今の鉾や山が登場するのは1321年のことである。1700年ごろから100年毎に大火に見舞われ山鉾は消失したがそのたびに従来以上の絢爛豪華さでよみがえり、災いを転じて福となし、今日に至っている。それだけ、祭りを物心両面で支えてきた着物商いをしている西陣衆の心意気がすごかったと言える。

京都は建都1200年以上の長い歴史を誇り、その中で経営する企業も長い業歴を誇る。つぶれる企業はもちろんあるが、多くは100年、200年、300年と継続している。規模の拡大よりも、会社の存続を優先する。会社と言うより店と言ったほうがぴったりくるかもしれない。京都企業と言うと「キョーセラ」「任天堂」「村田製作所」「堀場製作所」「島津製作所」「ローム」と言った最先端の超優良企業が多いが、それらの先端企業といえども、100年以上の歴史を持っているのは、島津製作所の135年と任天堂の120年ぐらいである。規模の拡大競争になるとGMに代表されるように、破たんするまで拡張するしか方法がなくなってしまう。しかし、存続を目的にすれば、規模の拡大は手段に過ぎなくなる。
世界中の老舗企業の中でもっとも多いのが日本企業である。100年、1000年という長い目で見れば日本企業のバランス感覚、中でも京都の会社運営は大いに参考にすべきではないだろうか。

No.570  会社の目的は存続すること-2009.7.29.pdf

最終更新日 ( 2011/09/22 Thursday 14:28:25 JST )
 
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