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No.388【2006年は勝負の年】-2006.1.11

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No.558 ≪会社の存在理由≫2009.5.7 プリント メール
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2009/05/07 Thursday 14:15:46 JST
No.558 ≪会社の存在理由≫2009.5.7

 

あるセミナー講師が受講者に聞きました。「もし、あなたの会社がなくなれば一体だれが困りますか」誰も答える人がありません。ある受講者はちょっと考えて、「答えにくいよね。どこにでも売っている商品を扱い、それなりのサービスと価格で提供しているから、もしウチの会社がなくなっても誰も困らないな。強いて言えば、働いている我々ぐらいかもしれんな」と思ってしまいました。
それを察したのか、セミナー講師はさらに、問いを続けました。「もし、だれも困る人がいないなら、なぜ、お客様はあなたの会社を選ばれているのでしょうか。なぜ、他社ではだめなのでしょうか」。受講者は考えてしまいました。

「それもそうだよな。A社は親父の代からの長いお付き合いで、要求は厳しいが、結構、うちの会社をひいきにしてくださっている。先代社長や今の社長ともよく会合でご一緒するから、お客様と言うより身内という感じだ。B社との取引は新しいが、今までの仕入先にくらべて、ウチの会社は小回りが利いてどんな場合でも相談に乗ってくれると言って大層おほめいただいたな。あの時は、お客様第一主義を社風にしているウチでは当たり前のことで、小回りを利かさない会社のほうがおかしいと思ったが、それだけ社員が頑張ってくれていると思うとうれしかったね」
講師は「お店はお客様のためにあります。そして、お客様はいつもドラマを求めておられます。良客不変店、良店不変客と言われますが、お店がいつも地道に努力して改善につぐ改善を行い、時代に合わせて大胆に革新を行うので、お客様が付いてこられる。良い店には良いお客様がいつもあふれているという意味です。従来の関係に安住して、革新を怠ればお客様はがっかりし、お店を離れてゆきます。しかし、たとえ一人だけでもあなたのお店が一番良いと言ってくださるお客様がおられるお店は存在を許されているのです。そのお客様が求めておられるものは、取扱商品の多さかもしれませんし、価格の安さかもしれません。
あるいはサービスのよさかもしれませんし、営業時間の長さかも知れません。アフターサービスの良さかもしれません。いずれにしてもお客様にとってなくてはならない機能を持っていれば存在できるのです。朝早くから夜遅くまで地域で必要な商品はなんでも取り扱っていた「よろず屋」は24時間営業のコンビニに置き換わってしまいました。
かって御用聞き中心だったプロパンガスは電話回線で各家庭とつながり自動的に交換にやってくるようになりました。お客様のニーズもどんどんと変化していますから、あなたのお店でないと買わない、あなたの会社でないと取引しないと言っていただける理由を明確にしなければなりません。」と力説した。
受講者はなるほどと感心し、「そうか、お客様がウチに求めているのは単なる小回りではなくて、どんな相談にも一所懸命に対応して、よく出る商品はこちらが在庫管理して言われる前に納品日を提案できるような小回りなんだな。環境が激変している現代はそれだけでは不十分で、お客様の発注担当者はもちろん、もっと現場に近い方とも話しこみをして行かねばならないということだ。場合によっては設計や開発のスタッフとも情報交換できるだけの知識やネットワークが必要かもしれない。
ウチを上回る小回り会社が出てくれば、ウチの存在理由が消滅するということだから、お客様のことをもっともっと知って、求められているものを明確にして、お客様により以上喜ばれるためにやるべきことはたくさんありそうだ。」と明るい未来に手ごたえを感じて明日が来るのが待ち遠しくてウズウズしながら会社に戻っていきました。

No.558  会社の存在理由-2009.5.7.pdf

最終更新日 ( 2011/09/22 Thursday 11:33:41 JST )
 
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