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No.406【会社は危険がいっぱい】-2006.5.17
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No.554 ≪うまくゆく理由≫-2009.4.8 プリント メール
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2009/04/08 Wednesday 14:08:09 JST
No.554 ≪うまくゆく理由≫-2009.4.8

 

阪神タイガースの下柳剛投手は40歳だが、まだまだ現役で頑張っている。下柳投手が野球少年に贈る言葉として「野球をやめる理由を探すのをやめて、続ける理由を探そう」といっている。例えば、背が低いので野球に向かないとか、体が弱いので、勉強が忙しいので、と理由を探してゆくと、いくらでも出てくる。しかし、「野球が好きならばやめる理由にはならない」と言っている。好きならば、やめたくないものだ。やめない理由、続ける理由を探し求めるはずだ。
背が低くても活躍できる役割は野球の中に無数にある。選手、コーチ、トレーナー、球団事務員、デザイナー、プランナー、グランドキーパー、審判員などなど多くの役割がある。

やめる理由を探さずに続ける理由をたくさん見つけようという下柳投手のメッセージはそのままビジネスマンへの応援歌でもある。
仕事がつらくなった時、会社や上司を悪者にして辞める理由を探すものだ。しかし、それは、壁を乗り越えられなかった自分を正当化して格好を付けているにすぎない。
仕事をしていれば、必ずと言ってよいほどあらわれるのが「壁」である。その「壁」の前に立ちすくみ、乗り越えられない理由を探すのは価値のない事だ。もっと、素直になって、「この壁は高すぎる。だれか、超える方法を教えてくれ」と助けを求めれば、天は自らたすくるものを助けるということわざ通り、
必ず手を差し伸べてくれる人が現れる。そして、素直に助言に従い、真剣に努力を積み重ねれば必ず突破口が見えてきて、乗り越えられるのである。
格好を付けている間はだれも見て見ぬふりをして通過するだけなのだ。
同じように、会社が利益を出せない理由を探し出せば、無数に出てくる。「100年に一度の不況だから」「他の会社もどこも大変な業績だ」「お客様が減産しているのだから仕方がない」「原料の値上げをライバル社は転嫁していないのにわが社だけできるはずがない」「与信が不安だから売りたくても売るところがない」「わが社は固定費が高すぎる」「会社の規模の割には役員が多すぎる」「上の人は口ばかりで動いてくれない」「他社はばんばん広告を出しているがうちは知名度がほとんどないので不利だ」・・・・いずれも原因他人論のオンパレードだ。会社が利益を出せないのは「私の責任ではない」と言っているにすぎない。試合に負けた原因を問われた監督が「相手が強すぎるから悪いのだ。われわれが勝てる相手と試合させてくれれば勝てたのだ。だから私たちは悪くない」と言い放てば、この監督はどうなるであろう。

しかし、ビジネスの世界ではそれがまかり通っている。平気で原因を他人のせいにして、結果について責任をとらない。原因を他人に転嫁するのはもうやめようではないか。
うまくいかないのはだれのせいでもない、「自分」のせいなのだ。利益が出ないのは「わが社」が悪いのであり環境のせいではない。ましてや、顧客のせいであるはずがない。
原因自分論に立ち、うまくゆく理由をたくさん見つけようではないか。そして、それを面倒がらずに一つ一つ実際にやってみて検証しようではないか。その方がずっとうまくゆくのである。
50%減産、70%減収という異常値が永遠に続くことはあり得ない。4月7日の日経新聞11面の「減産緩和広がる」の見出しのようにいずれ良い方向に向かってゆく。根本は「この仕事が好きだから」「この会社が好きだから」「この仲間が好きだから」という気持ちがあるかどうかにある。

No.554  うまくゆく理由-2009.4.8.pdf

最終更新日 ( 2011/09/22 Thursday 11:29:26 JST )
 
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