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No.381【「人はコストではなく資源だ」】-2005.11.16
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No.548【情報は現場にあり】-2009.2.25 プリント メール
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2009/02/25 Wednesday 09:37:18 JST
No.548【情報は現場にあり】-2009.2.25

 

2009年に入ってから世界不況の実態が徐々に明らかになってきた。そして、その都度、あまりのひどさに驚かされている。
実体経済の数百倍の取引が行われていたと推測されるデリバティブに綻びが生じたのだから当然である。最悪のときは数百分の一になってもおかしくはないのだから。

国を越えた超法規かつグローバルな経済の実態は誰も把握できていないのだから、皆の疑心暗鬼は当分やみそうにない。
私が何度も「環境悪化はこれからが本番だ」というのはそれがためである。
新聞、雑誌、テレビ、セミナーで報告される数字は「戦後最悪」とか「100年に一度」とか「史上最低」とか言われるものしか出てこないのだ。

ではこのようなデータや統計が中小企業の経営にどの程度役立つかといえば、ほとんど皆無だといえる。昨年対比で成長しているのであれば、多少の参考にはなるが、過去の積み重ねが偽りだといわれているのと同じ状況なのだから、政府の役人や学者には役立っても、実務の最前線にいる経営者にこの統計は役立たない。
役立つのは危機に際してリーダーはどのように行動したかを示す歴史だけだ。

今大事なことは、統計に悲観的になるよりも、新しい芽生えや息吹を肌で感じるために外に出るべきなのだ。そこには、統計とかけ離れた豊かな現実の世界が広がっている。
現場に足を運ばない限り、何も見えてこないし、何も判断できない。
私が先週経験した現場の情報をお伝えしたい。

  • いつも旅行客が少ない神戸空港が混雑していた。それも2時台の一番観光には適していない時間帯にだ。団体旅行というよりも現役世代の小グループや個人旅行である。神戸空港の土産物店で大きな紙袋を抱えている人を見かけることはめったにないのに、多数の人が大きな土産袋を持っている。工場の減産効果で、仕事や時間に余裕が出てきて、ならば温かい沖縄にゆこうと思ったのだろうか。

  • 私も会員になっている「京のほんまもん塾」のイベントで京都・亀岡市にいってきた。地産地消をテーマに、亀岡市で生産した食材を料理して提供できる「四季菜」という貸しレストランがある。腕に自信のある料理店やシェフがレストランを借り切って営業するのである。今回は「京のほんまもん塾」のメンバーが生産するハバネロを使って会員の料亭のシェフが自慢の味に仕上げて提供していた。土日という事もあって大盛況であった。とても面白い試みで感心した。
  • 減産の続く自動車業界の取引先が、絶好の設備投資のチャンスとして大活況を呈している。今までは増産と納期厳守に対応する為に操業を止める事ができなかったが、今は適正操業ができるので、景気回復後に備えて設備投資ラッシュになっているので我社の業績も見通しは大変明るい。とは顧問先社長の話である。

  • どこから見るか、何を見るかで未来は明るくも暗くもなる。日本にはいまだに1500兆円という現実の金融資産があり、ひところのバブル期よりもそれは100兆円も増えているのである。
    現地を訪れ、現場で体験し、現品を知恵をひねって研究することが重要だ。この際、世界経済や日本経済の統計は片隅にやっておこうではないか。

最終更新日 ( 2009/02/25 Wednesday 09:40:52 JST )
 
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